めちゃくちゃ親切な店主がいて、商品を買うまではいろいろ世話を焼いてくれたのに、購入後は知らん顔。

 

久々に連絡をくれたかと思えば、セールや新商品の売り込みばかり。さらに、購入後は以前より対応が雑だと感じることが重なると・・・ガッカリしてしまいますよね。

 

販促と恋愛って、似ています。

 

恋愛は、付き合ったところがゴールじゃなくて、相手は本当に信頼できる人なのか、この先も長く付き合える人なのか、考えながら交際していきますよね。

 

 

お店で考えると、商品を買ったところから交際がスタートして、そこから信頼を積み重ねて、揺るぎない関係性を築いていくことが大切ですね。

 

こうして信頼を重ね、関係性が育っていって初めて、自分の友達や親に紹介したくなります。関係性なくして広がりません。

 

さてさて、この関係性を育てるためにおすすめなのが、お客さんへのお手紙(ニューズレター)です。

お客さんは毎日来てくれるわけではないので、「遠距離恋愛」と考えると、会えない相手を想ってラブレターを書きますよね。

 

頻繁に送ってくれるメールや SNSでの交流も嬉しいんだけど、そんな便利な今の時代に、手書きのお手紙をもらったらすごく嬉しい!

 

だけど、そのラブレターに「会いに来て!●月●日までに来てくれたらご馳走するから急いで来て!」とは書きませんよね。最近のできごとや笑い話、相手のことを気にかける内容などを書くはずです。

 

こんな風に、恋愛に例えて考えてみると、いろんなことが見えてくるし、恋人を想う気持ちで書いてみると、売り込みだらけで即捨てられるDMにはならないはず!

 

そんなラブレターの書き方を、7月4日のお手紙セミナーでお伝えします♪

売り込み販促が苦手な方、お店に自分の居場所がないと感じる方にもおすすめ!今回は少人数での開催になりそうなので、お一人お一人とじっくり時間を過ごせるわけだし、各種販促のアドバイスもしちゃいます!

 

DMやニューズレター以外にも、チラシ、POPなどでお悩みがあれば、写真に撮って当日見せてくださいね〜!てなわけで、お申し込みお待ちしております♪ ⇒詳細こちら

 


販促物つくるとき、お客さんの気持ちや状況まで想像することが大切です。例えば、売り場のPOP。

お客さんが売り場を歩く目的は、POPを読むことではなく、お買い物をすることだったり、相談をするためだったりします。

 

お客さんはPOPを読みたくて読みたくてたまらないわけではないので、あまりに文字だらけだったり、文章が長すぎたりすると読んでもらえませんね。

 

だから、売り場のPOPは気軽に読める程度のボリュームにしましょう。さて、トイレのPOPはどうでしょう?

トイレの場合、お客さんは他にやることがないので、目の前のPOPに注目してくれます。だから、「商品の魅力をじっくり伝えたい!」というようなPOPの場合、トイレに貼るのが◎

 

食べ物のPOPもトイレに貼っていいの?と思うかもしれませんが、意外と反応がよく、源泉舘さんでは、POPをトイレに貼った商品はいずれもヒットしています。

 

自分がどう伝えたいか?の前に、相手の状況を想像することで、伝え方が見えてきます。

 

今日から新しい一週間!想像力を高めていきましょう♪


旅館のパンフレットといえば、大きく見える角度から撮影した建物の写真に、テーブルいっぱいに広がったお料理の写真などなど、みんなが相談して決めているの?っていうくらい、同じパターンが多いですよね。

 

そして、書いてある言葉といえば・・「川のせせらぎ、癒しのひと時」的な耳障りのいい言葉。

これで自分の旅館の魅力が相手によーーく伝わればいいのですが・・・どこも似たパンフレットだから見比べてみても違いがわからず、結局値段や料理の内容などを比較して決めるのではないでしょうか。

 

もしかしたら、その旅館は料理よりも温泉が魅力かもしれないのに、それを伝えられていなければ、自ら料理や値段で他と勝負を挑んでいることになってしまいます。それって、もの凄くもったいないですよね。

源泉舘さんのパンフレットも、約10年前から年々進化を遂げて、今ではついに「公式ガイドブック」になりました!2012年にこの形になってからも、印刷の度に内容を見直して、既に6回もマイナーチェンジしています。

 

内容が増えただけではなく、旅館の本当の魅力である湯治温泉の凄さを、実際の事例でたっぷり伝えています。お客さんが「え?これ、無料なんですか?」と驚かれることもしばしば。

地元の郵便局にもPOP付きで設置♪
かなりのペースでなくなる!

 

「パンフレット=無料なのが当たり前」ではないんですよね。そんな意識の変化が、お客さんのこんな行動にも。以前は、せっかくお金をかけてつくったパンフレットをお部屋のゴミ箱に捨てられることがあったのに、公式ガイドブックは一度もないそうです。

 

それどころか、「知り合いに渡したいから」と言って、何冊も持ち帰って紹介してくれるお客さまも増えました。こうして、本当の魅力が伝わる「正しい口コミ」が起こるから、新規のお客さんもリピーターになりやすいんです。

 

どんなパンフレットか気になりますよね?特別にご紹介しちゃいましょう!

足の大けがを温泉で綺麗に治した常連Mさんの湯治の過程は漫画でめちゃくちゃわかりやすくなっています。いや〜、何度見ても源泉舘さんのよさが伝わる販促物だなぁ。笑

ちなみに、本に見立てた裏表紙のバーコードに隠された秘密はこちらをチェック!

 

このガイドブックも構想から仕上がりまでに相当な時間がかかっていますが、特にパンフレットのようなお金がかかる販促物をつくるときは、しっかり考えなければいけません。

 

うちの本当の魅力は何?

どうすれば、その魅力は伝わる?

源泉舘さんでは、お馴染みさんなどに協力してもらい、温泉に入る前後の傷口を写真に撮らせてもらったりしながら、コツコツと自分たちの温泉の素晴らしさをより多くの人に伝えるための努力をし続けています。

 

こういう行動が、パンフレットやWebサイトに生かされて、ぴったりマッチするお客さんと繋がることができるんです。

 

いい温泉だからお客さんが集まっているのではないんです。自分たちの魅力を知って、それを伝えるための努力をし続けているから、お客さんが集まってくれるんです。(昨日のブログも必見!)

 

「何でもあります」「自然、温泉、お料理、お部屋、スタッフ。何でも無難に揃ってます」では何も伝わりません。まずは自分たちの最大の魅力を、自分たちが正しく理解するところから始めましょう。