販促物をつくるとき、販促について考える時、いろいろ考えるんですが、これも思い浮かべるようにしています。

 

お店の、お客さんの、その先の人

 

例えば、旅館のお土産の「せっけん」にPOPを書く場合、旅館に来たお客さんが、お土産を渡す「相手」のことを考えます。

 

そうすると、「食品のように味や好みを気にしなくていいので、老若男女皆さまへのお土産として喜ばれています」という言葉が浮かんできます。

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何かを買う人は、それを自分だけのために買うこともあれば、話のネタに買ったり、自慢したくて買ったり、ビックリさせたくて選んだりしています。

 

そういうことも想像しながら、この商品を手に入れることによって、どんな良いことが起こるのか、伝えてみましょう。きっと、よりリアルで伝わる販促ができるはずです!

 

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すごはん


海外に行くと、いかに日本人が真面目かを思い知らされます。そんな真面目な日本人がつくり上げてきた「Made in JAPAN」は、世界中から信頼されているブランドです。

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他国と値段で争ったら、値段に注目されて、値段で選ばれてしまう。低価格は低コストに繋がり、関わるスタッフや取引先への低待遇に繋がり、モチベーションやクオリティ・サービスの低下に繋がって、元々価値があった「信頼」が崩れてしまう。

 

「値段は高いけど、日本製だから安心です」「日本人が行なっているから細かな気配りが行き届いているんです。だから他よりは値段が高いんです。」というように、もっと日本としてのブランド力を高めた方が、日本の価値がより一層高まっていくんじゃないかな。

 

さてさて、「もっと◯◯しなくちゃ!」「新しい◯◯を取り入れなくちゃ!」そうやって価値を「外」に求める人・お店は多いのですが、価値はすでにあるんです。

ハートを抱える人

「お客さんが少ない」といっても、今来てくれているお客さんは、あなたに価値があるから来てくれています。

 

だから、まだ見ぬ新しいお客さんを想って、新たな価値を求めるのではなく、今いてくれるお客さんを想い、今ある価値に目を向けましょう。

 

今ある価値にさえ気付けないのに、新しい価値を追いかけても、今いてくれるお客さんを失うだけです。自分やお店にどんな価値があるかわからない人は、価値を知っている「常連さん」に聞いてみましょう。

 

「どうして私(お店・商品・サービス)を選んでくれているの?」

 

価値を知って、伝えて、伝わって、初めて「欲しい」が生まれるから、まずは第一段階、価値を知ることから始めましょ♪

 

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すごはん


イラストが得意!筆文字が得意!「得意」って素晴らしいことだし、「得意」を発揮することは大切ですが、得意なものほど「作品づくり」にならないように注意しなければいけません。

画家

時として「得意」ってヤツは本来の目的を、「自己満足を満たすこと」に変えてしまいます。相手(お客さん)を忘れて、「こんなイラストが描けた!」「こんな上手に筆文字が書けた!」と自分の悦びに没頭してしまいそうになります。

 

「得意・好き」を自己満足ではなく、販促で発揮するためには、基本をしっかり身につけておくことが重要です!

まっすー

筆文字が得意だと、作品のようなPOPをつくってしまいがちですが、POPは作品展のように一枚一枚足を止めて見てもらえるわけではありません。

 

「お客さんがPOPの前を通りすぎる1秒間でインパクトを与えられるのか」という基本を意識して、瞬時に読みやすいかどうか考えた上で、効果的に入れていくといいですね。

 

私は筆文字の書き方・イラストの描き方講座も開催していますが、あくまで、より伝わる販促物にするためのエッセンスとして紹介しています。POP本でも同様です。

 

下のPOPは、伝えるための筆文字だし、伝えるためのイラストですね!

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POPに限った話ではありません。Web・ブログ・SNS・チラシ・DM・・などなど、本来の目的を忘れずに、それから「楽しさ」も忘れずに、つくっていきましょうね♪

 

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すごはん