今月のクーリエジャポンは「言葉の力」というテーマ。まだ読めていないけど、おもしろそう!

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私も普段から言葉の力を活用しています。例えば、私がPOPやチラシを考えるときに、必ず「どうしたら、読みたくなるかな?」ではなくて、「どうしたら、読まずにいられなくなるかな?」と考えます。

 

それは、たった数文字の違いなんですが、「〇〇せずにいられない」に置き換えて考えるだけで、普通では思いつかないような大胆なおもしろアイデアが浮かんでくるんです!

ハートの目の女の子

あと、教育にもこの考え方は大切で、「部下のAさん、どうしたらもっと会議で意見を言ってくれるかな?」では、Aさんを責めるアイデアばかり浮かびます。

 

そこで、「Aさんが意見を言わずにはいられない会議にするには?」で考えると、リズムに合わせて順番に意見を言うゲームを取り入れてみよう!など、明るいアイデアが浮かびます。

ひらめく

たとえ社内であっても、自分の働く会社のことを「この会社は」ではなく、「うちの会社は」と言うことで、思考も行動も変わるでしょう。

 

だいたいの意味は同じでも、そのたった数文字がもたらす影響は大きいんです。POPでも、「とても美味しい」より「とてつもなく美味しい」と書いた方が反応がいいのは、なんとなくわかりますよね。

 

普段から言葉の違いとその効果を意識していきましょう。販促にも、人間関係にも必ず役立ちますよ♪


4月の京都販促セミナーに、岐阜県郡上市から遥々参加してくれた、メガネ・時計・補聴器の【シマザキ】さん!なんと、京都でお会いして以来、POPが進化したというのです! 早速見てみましょう!

島崎さんPOP1上の写真が、たのしごと導入前のもの。いやいや、十分お上手ですけどぉ〜。嶋崎さんはすごく勉強熱心な方なので、元々販促はクオリティ高いのです☆ さて、その後どうなったのか・・・その後のPOPがコチラです!

島崎さんPOP2

う、うわーーーー!めちゃ楽しく進化してるぅぅ!私、これを見て「あら素敵!欲しい!」と思ってしまいました。なぜなら、「デニムパンツにも似合う」と書かれているから、実際にデニムにこの時計を着けているシーンを想像してしまったのです!

 

このように、“使いどころ”を限定されることで、イメージして「欲しい!」と思うんです。これについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧くださいませ。
『使いどころを狭められると欲しくなる法則』

 

同様に、こちらのPOPも秀逸!

島崎さんPOP3

これは反応いいだろうなぁ〜。やはり使いどころが限定されているので、イメージしやすいですよね!こちらのPOPを制作した嶋崎さんから「進化した実感があるんです~♪めっちゃ楽しいです」というメッセージをいただきました!その楽しさ、POPからよ〜く伝わってきますよ!

 

それから、相談しやすい雰囲気に変わったと思いませんか?きっと、今まで以上にお店が明るくなったんじゃないかな?と感じました!この楽しさを他の販促にも繋げていくという、嶋崎さんの今後の進化が楽しみです!


先日、ある本屋さんでこんな面白い売場を発見!

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通常、本がズラリと並んでいるはずの本屋さん。しかし、並んでいたのは・・・薬袋?? ここは、まるで薬屋さんのようです!

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よく見てみると、症状が書いてありますね。どうやら、こちらは「退屈な日々にうんざり」している方に処方される薬みたいです。

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薬袋もこんな感じ!本のパッケージが見えなくても、症状(目的)で本を選ぶなんて面白いアイデア!“その商品によって得られるもの”を示すことで、お客さまの「欲しい」を造り出すのが、売れるPOPの王道パターンですが、この処方箋販促は、まさにコレ♪

 

商品である本を薬袋の中に入れて、完全にパッケージを隠してしまう大胆さも素敵です!

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お目当ての本があって本屋さんへ行くこともありますが、本屋さんへ行くことの一番魅力といえば、やっぱり出逢い。新しい知識や世界との出逢いを求めて、本屋さんをウロウロするものですが、こんな出逢いの場づくりもあるんですね!

 

楽しい販促のヒントを見つけて、ホクホク気分でネタ帳の一ページを更新しました。皆さんも、外出先で様々な面白販促を探してみましょう♪