山梨県下部温泉郷の古湯坊 源泉舘さんでは、毎月お馴染みさんへお便りを発送しているのですが、そこに同封するために「あるご案内」を作成しました。

 

タイトルはズバリ「切なるお願い」です。

今年の冬は厚着をして暖房を控えめにしたり、こまめに電気OFFしていたのですが、それでも自宅では電気料金が爆上がり。

 

二人暮らしの自宅でもこれだけ値上げを実感させられているのだから、24時間フル稼働の宿泊施設はもう悲鳴ですよね……。

私はこれまでホテルに宿泊する際、アメニティを持参したり、交換用タオルだけドアノブに掛けてもらい「清掃不要」にすることが多かったのですが、それに加えて今は電気も最小限にするように心がけています。

 

「自分のお財布からお金が出るわけじゃないから」「宿泊料払っているから」ではなく、相手への「おもいやり」が大切。

 

今では大抵の人は満ち足りた暮らしをしています。お風呂に入るために薪をくべるような不便な時代に比べたら、「至れり尽くせり」はすでに手に入れ、日常で十分満喫しているんです。

だから、今度はその先に進んで、「想像力を育てて、おもいやりの心を持つ」の段階に移行していきたいですね。そちらの方がずっと豊かです。

 

今、あらゆるものが値上げして、苦しんでいるのは誰もがわかっていること。だから、源泉舘さんのように、恐れずに協力して欲しいと伝えるべきだと思います。

 

そのためにも、こうした正直な気持ちを打ち明けられる関係性を日頃から育んでいくのもとても重要ですね!

 

一方で、お客さま側もよく見ています。時々お店の発信を見て「これってSDGsに便乗してただ手抜きしているだけでは!?」と感じることはありませんか。その原因は、他の部分でも手薄になって不満を招いていたり、配慮不足が目についたりして、見抜かれてしまうからだと感じます。

 

気をつけなければならないのは、お客さまに求めるのと同じように、お店側もまた「お客さまと誠意を持ったお付き合いをする」ということです。当たり前のことですけどね。

エコと配慮不足は別問題。お客さまに満足して喜んでもらうために努力を惜しまないことは大前提に、伝えるべきことはしっかり伝えていきましょう〜!

 


昨日は大阪で、電気屋さん向けに販促シナリオと販促の基本をお伝えするセミナーを行ないました。

 

大阪・京橋駅前のツイン21に到着すると、懐かしさが込み上げてきました!POPにレター、チラシなど、数々のセミナーを行なってきたここツイン21で行なってきました。

私、この仕事ができて幸せだぁーーー!!

電気屋さんの奥様方に再会できるのもとても嬉しかった〜!

 

実際に電気屋さんが作成した販促物にアドバイスを行なったり、「私が電気屋さんだったらこんな販促をしたい!」というアイデアを盛り込んだり、セミナー準備も楽しい時間でした♪

セミナー後半には、自分のお店の販促シナリオづくりを行なったのですが、このワークの中で大切なのは、現状の販促を把握することです。

 

今どんな販促をしているのか?もったいない販促はないか?もっと効果を発揮できる工夫はないか?を考える機会はとても重要。

 

「この時期になると毎年こういうイベントやってるから」「ずっと前から年末にはカレンダー配っているから」

 

このように「なんとなく続けている販促」に目を向けることで、無駄をなくし、効果を最大限に発揮させることができます。

それにしても、街の電気屋さんの取り組みを見ていると、家電ではなく地域に暮らす人々の安心な暮らしや快適な暮らしづくりをサポートしているんだな、と感じます。

 

だからこそ、「売ろう!売ろう!」の発信ではなく、安心して相談したり、助けを求めたりできるような、寄り添った伝え方が大切なんですよね♪

 

今回のセミナーが、そんな素敵なお店づくりのためのお役に立てたら嬉しいなぁ!

 

 


香川県観音寺市「ダイエークリーニング」さんの、カウンター前に置かれたブラックボード。

「知られざる職人のこだわり」とタイトルがついたボードには、お店のこだわりの取り組みが紹介されています。

 

「ドライクリーニング」を知っている人は多いと思いますが、その内容について知っている人はどれくらいいるでしょう。

 

過去に、ある仕事で別のクリーニング店の取材をしたときに、初めてドライクリーニングの仕組みを知りました。

 

ドライクリーニングは水ではなく、ろ過した溶剤で洗うため、ろ過するための設備や溶剤の質が、洗い上がりを左右するそうです。

以前私が取材したお店は設備や溶剤にこだわっていて、その話を聞いたら「大切ものはここにお願いしよう!」という気持ちになりました。

 

でも、それは社長さんのお話を直接じっくり伺うことができたからこそ知れた情報。それまでは「どこで出しても大きな差はないだろうから、近所でいいよね」と思っていました。

 

そして先月、観音寺のダイエークリーニングさんに伺った時に、このブラックボードを見て、情報を発信することって大事だな〜としみじみ感じました。

ダイエークリーニングさんも、新しい設備や最高級の溶剤にこだわったクリーニングを行なっている、信頼できるお店。

 

インスタを見ても、その熱血職人ぶりが伝わってきます。

 

ちょっとお恥ずかしいのですが、私には中学生のときから唯一大事にしているアトムのぬいぐるみがあります。

 

香川県に行った際にクリーニングをお願いしして、ピカピカになって山梨に帰省してきた時にはめちゃくちゃ感激しました!

これも、ダイエークリーニングさんのインスタで、ぬいぐるみを丁寧にクリーニングされている投稿を見たのがきっかけ。

 

その魅力もこだわりも伝わってこそ!発信しましょう!