以前紹介した、一瀬クリーニング店さんのチラシ。

顧客との関係性が良好なクリーニング店のふとんクリーニングチラシ

 

お客さんを脅したり煽ったりすることなく、「ウチ、実はこんなこともやっているんだよ!」ということを伝えたら、配布したその日のうちにすでに大きな反響がありました。

 

もちろんこれまで築いてきた関係性の賜物でもあるんですが、この「脅しではなく寄り添って伝える」はすごく大切なことだと思っています。

これは私の学生時代の経験談なんですが、しばらく音信不通だった友達から久々に連絡をもらって、ワクワクして会いに行ったんです。

 

真っ先に到着したのは、ある化粧品屋さん。そこにいた数人の大人たちにポーチを出すように言われ、化粧品のダメ出しをされ、肌に悪いなどと脅され、結果的にそのお店の商品を勧められました。

 

純粋に友達と遊べるのかと思ったので、突然のことにビックリしたのと何だかショックで、頭は真っ白。もちろん商品は買いませんでしたし、バイト代で買った大切な化粧品を見ず知らずの人たちに否定されたことに、後からじわじわと怒りも込み上げてきました。

 

まわりの同世代の友人の多くも同じ経験をしていて、その大半が共通してネガティブな体験として記憶しています。このブログを読んでいる方も「わかる!」と思うかもしれませんね!

 

例えば、私が「顔の吹き出物が気になって…」など、あらかじめ彼女に相談をしていたなら話は別ですが、唐突なダメ出しと商品紹介は「大きなお世話」になってしまうんですよね。

 

たとえそれが相手のために良かれと思ったことでも、頼んでもいないのに否定されたら、フラットな気持ちで話を受け入れることはなかなか難しいもの。関係性にも寄りますけどね〜。

販促物も同様に、唐突に脅したり不安を煽ったりしているものをよく目にします。

 

「ウチの商品はいいものだよ!」ということを伝えるのなら、いきなり脅すのではなく、「〇〇で困っていませんか?」「〇〇と日頃考えていませんか?」など質問から始めてみるのも一つの手。

 

伝える順番や言葉選び一つで、受け手の感情は変わります。販促での伝え方も人間関係の喜怒哀楽で考えてみると失敗が少ないのかも!販促って本当面白いですね♪


昨日のブログを書きながら、織田さんのブログを読んでいて思わず笑ってしまったんですが、「ピースをするときに小指が立っちゃう仲間」だったんです!

この自分の特徴は高校くらいに気づいて、以来ピースをするたびに指を攣りそうになりながら力を入れて撮影していたんですが、油断するとすぐに目立ちたがり屋の小指が主張してくるんですよね…笑

 

ピースのとき小指が立つ

 

こんな細かすぎる共通点で、ものすごく巨大な共感と親近感を勝手に抱いてしまったのです!これも、織田さんがブログにお写真を載せていたからこそ気づけたこと♪

 

同じように、どんな些細なことでも自分のことを発信することで、見た人が共通点や共感点を見つけてくれて、またひとつ好きになってくれる。

 

商品やサービスの素晴らしさだけではなく、その人も好きになってこそ、「ファン」になるんだろうなぁ。

 

アーティストもそうですよね。「歌がうまい」「絵が上手」だけじゃなくて、生き方とか人柄も含めて好きになってこそ、最強のファンになりますもんね〜!

好きになってもらえる嬉しさや、共感してもらえる喜び、仲間や同志が増える感動を思えば、恥ずかしさという感情は小さくなります。

 

プライベートを全部さらす必要はないけど、自分のことや想いをオープンにしていくことって素敵なことだと思います♪

 

私ももっと知って欲しいこと、共感し合いたい部分がたくさんあるので、これからブログの中で紹介していきますね〜!

 


洗濯機を買い換えるとき、趣味の釣り具を買うとき、出張先で美味しそうなラーメン屋さんを探すとき、みなさんだったらどうリサーチしますか?

メーカーやお店のWebサイトを見るよりも口コミを読む!という方が多いのではないでしょうか。

 

私も、お店を探す時はGoogleマップのレビュー数が多く、高評価のところは気になって、口コミをいくつか読んでから行くようにしています。

 

物を買う前にもやっぱり目を通すのは口コミ。高額なものでなければ、メーカーのWebサイトは一度も見ずに、口コミの比較だけで決める場合が多いです。

 

口コミはリアルな言葉で書かれているし、わかりやすいピンポイントなシチュエーションでの商品の良し悪しを伝えているので、当然ですが購入後のイメージが湧きやすくなります。

 

過去のブログでも書きましたが、アイロンのカタログに「1400wのハイパワー」と書かれていても、それってどう凄いんだろう?ということがイメージしづらいんですよね。

カタログを「翻訳」するのはお店の仕事

 

でも、口コミで「1分1秒を争う朝にスーツの目立つシワを見つけても、電源を入れてからの立ち上がりが早いし、ハンガーにかけたまま使えるから助かっています」と書かれていたら、すごくわかりやすいですよね。

 

お客さんの心に響く言葉は、お客さんから出た言葉から探してみるのが一番の近道。キャッチコピーのヒントは口コミから探してみるのがおすすめですよ〜!