地方へ旅行に行ったら、観光地だけでなく「道の駅」も訪れるのが楽しみ!という方は少なくありません。もちろん、私もその一人。

 

その地域限定の食や雑貨が揃っているし、車なら野菜や冷蔵品なども買って帰ることができるし、楽しいんですよね〜。

でも、残念なことに、せっかくの特産品の魅力を伝え切れていない道の駅がほとんどです。隅っこで売られている地味な商品だって、食べてみたらすっごく美味しい!というパターンがよくあるので、もったいないなぁ〜と思ってしまいます。

 

特に、商品は生産者さんの手作りのシンプルなパッケージのものが多いため、パッケージでは伝え切れていない「魅力」を売り場で発信することが重要です!

でも、自らが売り場に立って、通りかかったお客さん一人一人に商品の説明をすることなんて無理だから、POPに語ってもらいましょう!

 

私が過去見てきた中で、特に素晴らしかったのが、青森県横浜町の道の駅です。

青森県横浜町の道の駅のPOPがすごかった!

 

以前、東京のセミナーに参加してくれた担当さんが熱心に書かれているPOPが本当に素晴らしい! 下の商品だって、何も書かなければ「炊き込みご飯の素」ですが、「漁師のお母さんが作りました!!」と知ると、「うわ!コレ、絶対美味しいやつじゃ〜ん!食べてみた〜い!」ってなっちゃいませんか!?

 

 

ドライブイン「赤かぶの里」も、お手洗いに立ち寄っただけなのに、POPにつられて、ついついカゴいっぱいにお買い物してしまいます。

赤かぶの里はあいかわらずPOPがすごかった!

 

せっかく良い商品を扱っていても、どんなにこだわっていても、何も伝えなかったら値段しか見てもらえません。伝えないなんて、もったいないんです。

 

全国の道の駅にPOPがついたら、今よりもっともっとビックリするレベルで商品が売れるようになるし、何より、めちゃくちゃ面白くなるのになぁ〜!なんとかしたいっ!! 歯痒い気持ちになります。

 

「センスでしょ?」「苦手!無理!」が4時間で「できた!楽しい!売れた!」に変わるPOPセミナー、北海道の先端でも離島でも、全国どこでも飛んで行きますので、ぜひ遠慮なく呼んでくださいね〜!⇒ 詳しくはこちら


今日は、源泉舘さんのPOPを紹介しま〜す♪

 

すっかり秋になっているので、ミネラルウォーターのPOPを夏→秋に衣替え!ミネラルウォーターは、玄関先一番最初に目に付く売り場に置いてあるので、四季でPOPを変えて季節感を出すようにしています!

お次は、もうボチボチ入荷する三枝農園さんの桃瓶のPOP。もう何年目になるかな?毎年「待ってました〜」と大量買いするファンがとても多い商品です!農家さんならではのざく切り桃が美味しいんですよね〜。

で、この桃瓶はフタが頑丈にしまっているので、お部屋ですぐに食べたい方ように貸し出ししているのが「マイナスドライバー」です!笑 いろいろ試した結果、これが一番開けやすいらしい!

そして、お部屋の案内ファイルの中に入れている、商品説明もリニューアル!その場で商品写真を撮って大きめに入れました!

11月26日は「いいふろの日」なので、そのご案内も。「男性専用」とか「女性専用時間あり」などの言葉をすべてに入れるとごちゃごちゃしてしまうので、こういう時は、一目でわかる「アイコン」をつくるとスッキリしますよ〜。

パソコンで作ればチャチャチャッとできると思いますが、やっぱり手書きは柔らかくていいなぁ!ただ、すんごい集中して下を向いて作業するので、首肩腰がヤバイです!! 月末予約している整体が待ち遠しいぃぃ〜!!

 

これ、どんな感じで書いてるの?という方は、下の7秒動画を見てみてくださいね〜!

 

ちなみに使っているのはおなじみ「アイビスペイント」というアプリ。こちらについては以下を参考にしてみてください!

【超初心者向け】iPadで手書きPOPを書いてみよう!(1)写真の入れ方&背景の消し方


ちょっと前のこと、出張先で旦那のお土産にお酒を買って帰ろうかと2軒のお店に入りました。

 

一軒目は、ずらりと並んだ商品にプライスカードが付いていて、何を買ったらいいのかわからずお店をとりあえず一周してみると、お店のスタッフさんがアレコレと商品の紹介をしてくれました。

勧められた商品を断るのは何となく気まずいな〜、と思いながらも、イマイチ決め手となるものがなく、他の商品を見てみたかったので一旦お店から出ることに。

 

次に入ったお店は、商品一つ一つに丁寧な手書きPOPが付いていて、それを読みながら数点の商品に興味を持っていると、お店のスタッフさんが「その中でしたら、もうここに出ているだけになってしまった限定のこちらがおすすめですよ〜」と教えてくれました。

同じ「話かける」という行為でも、興味を持つ前に話しかけるのか、興味を持っている最中に話しかけるのかで、印象がずいぶん違うと感じました。

 

POPがないと結局商品の基本的な説明をしなければならなくなり、興味を持ってもらえる前に「ゲッ!お店の人が話しかけてきた!売り付けられる!逃げなきゃ!」という気持ちが、お客さんの中で働いてしまいます。

私の友人は、洋服を買いに行っても、雑貨屋さんに行っても、どこに行っても、お店のスタッフさんが話しかけた瞬間にあからさまに逃げていきます。笑

 

でも、POPなどによって自主的に商品に興味を持った状態で、スタッフさんが話しかけると、それは「アドバイス」のようにありがたいものに変わります。この違い、大きいですよね!

 

「お声がけするとお客さんが逃げていくの…(涙)」という方は、ぜひ接客の前にワンクッション、POPを入れてみてください。