最近「衝動買い」をしましたか?予定外の買い物には「これ欲しい!」と心を掴まれてしまった一言が隠されている場合が多いので、売り場をじっくりチェックするといいですよ〜。

 

ちなみに、私が衝動買いしてしまったのはこちら。

仲間たちで長距離ドライブをしている最中に、立ち寄ったサービスエリアで発見。POPを見たら、「確かにこれなら車内でみんなで食べられていいかも〜!」と買っちゃいました。

 

それからもうひとつ。昨年、忘年会で宿泊した、鷺の湯さんのかりんエキス!

鷺の湯さんでは温泉の入り口に無料のかりんジュースが置いてあるんですが、前日に温泉に入った際に、汗をかいて喉がカラカラに乾いた状態でゴクゴク飲んだら最高に美味しかったんです!

 

このPOPを見て、お風呂上がりに飲んだあの美味しさを思い出して買っちゃいました♪

 

スタッフさんが諏訪商工会議所さんのPOPセミナーに参加してくれているので、手書きPOPがとても充実していて、アレもコレも欲しくなります!

 

今回紹介した2つのPOPの共通点は「使いどきを絞っている」ということ!使いどきがピンポイントで書かれているから、思わずその場面を想像して欲しくなってしまったんです。

 

「いつでも、どこでも、誰でもOK」ではイメージできません。その商品のある場面が目に浮かぶように、グググーーッと絞りましょうね〜!!

 

ちなみに、「かりんエキス」は諏訪の特産品で、私が子どもの頃から飲んでいた懐かしの味なんです。もし諏訪を訪れた際は、ぜひ飲んでみてくださいね〜!冬はお湯で割ればポカポカで喉にも優しいし、何よりすっごーーく美味しいですよ!!

 

そんなこんなで、本気の冬着で行くにはちょっと暑すぎる甲府を出発して青森に到着。ホームでいきなり北国の洗礼を受けました!

厚着してきてよかった〜!!涙


源泉舘さんの宿泊部屋の冷蔵庫の中には、山梨県内でもなかなかお目にかかれない、勝沼醸造さんのクラレーザやクランが売られています。

旅館やホテルの冷蔵庫商品、ちゃんと販促していますか?

 

最初はなかなか動かなかったのですが、上の記事のPOPを書いたところ、めっちゃくちゃ売れるように!しかもお客さんに「美味しい」と喜んでもらえるし、伝えるって大事ですね〜。

 

さて、そんな源泉舘さんの冷蔵庫ですが、知っている人はよく飲んでくれるんだけど、知らない人は買えない。そんな商品がまだ眠っていました。それが、南アルプスの桃ワイン。

 

私も試飲してみたけど、お酒感が少なくジュースみたいにゴクゴク飲める上、甘みもさっぱりしているので、これならお酒が弱い人でも飲みやすい!

 

実際、お酒は苦手だけど、せっかく旅館に来たし、お酒を飲みたいな〜というお客さんに人気、ということでさっそくPOPで伝えることに。

これで、「お酒はあまり強くないの…」というお客さんにも喜んでもらえたらいいな〜♪

 

そういえば、仕事でいろんなホテルや旅館に泊まるけど、冷蔵庫にPOPを活用しているところって見たことがないな。

 

出張や旅行に行ったら、せっかくだからその土地の特別なものが飲んでみたいと思うもの!冷蔵庫POPはかなりのゴールデンスポットだと思うので、ぜひともやるべし!ですよ〜。


「売上アップのためにどうしたらいい?」そんなご相談をいただいた和菓子会社の社長と一緒に、サービスエリアのお土産売り場で、お客さんの行動をこっそり見ていたところ・・・

ずーーっと振り返って見つめたまま通り過ぎてしまうお客さん。

 

お土産を手に取って、表も横も裏までじっくり見て、そのまま売り場に戻してしまうお客さん。

 

一度手に取ったのに売り場に戻し、売り場を一周まわって再び手に取り戻し、さらに一周まわって手に取ったのに結局売り場に戻して帰ってしまったお客さん。

 

10分も経たない間にさまざまな「惜しい場面」を目にしました。

 

現場なリアルな様子を目の当たりにし、社長は思わず苦笑い。

 

あそこに一枚、商品の魅力を伝えるPOPが付いていたら、結果は変わっていただろうな…。社長がつぶやきました。

 

時間とお金をかけてつくった、売り場上に設置したパネルに注目したお客さんがいなかったことも、現場で知ったことでした。

 

現在、私が唯一POPづくりのお手伝いをさせてもらっている源泉舘さんと不老閣さんでは、お客さんがお買い物をするお土産コーナーの前にあるテーブルでPOPを書いています。

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めっちゃ散らかしてすみません…笑

 

そうすると、お客さんが声をかけてくれて会話ができたり、お客さんが売り場でどんなPOPに注目して反応してくれているのか、それがよくわかるんです。

 

現場には答えがあります。特に社長さんやマネージャーさんは10分でもいいから、現場のお客さんの様子を見つめてみてください!何が必要か、きっと見えてくるはずです!