今日も「ついつい買っちゃった接客」を紹介!

これは私がよく行く「堤」というお寿司屋さんなんですが、ご主人の「今日はね〜、〇〇が抜群に良い!」「〇〇がかなり旨いよ〜!」というセリフがたまらなくワクワクさせてくれて、毎回この言葉通りに握ってもらっています。

その言葉からは「買わせよう」なんて気持ちは微塵も感じず、まるで「今朝、綺麗な虹の写真を撮ったから見て見て!」というような、「お客さんとお寿司の美味しさを共有したい!」という気持ちが溢れ出しているんです。

だから私たちはご主人と「美味しい!」を共有したくて、毎回帰りの車内で旦那と反省会を開くくらい、毎回懲りずにお腹いっぱい食べ過ぎてしまうんです♪ 笑

 

とにかく常連さんが多いお店。この日もカウンターは私たちを含め、常連さんで埋まっていましたが、みんなご主人のおすすめ通り食べて大満足して笑顔で店を後にしました。

ご主人との会話でもよく「お馴染みさんが大事!関係性が大事!」という話題になります。「利益優先で手を抜いたり、お客さんに二流を出したら信用されないし、お客さんは二度と来てくれなくなる!せっかく市場から仕入れても、出したくない魚は出さない!」と熱いご主人。

 

いつもお店に入って速攻でお手洗いに行く私のテーブルに、何も言わなくてもお茶を置いて、旦那にはお酒を持ってきてくれる女将さん。実家のような楽さ加減も素敵!

 

新規のお店に行って失敗するより、毎回確実に美味しいものが食べられるので、地元で何か食べに行くとなれば、堤さんばかりになりました。ぼちぼち、名物の穴子は終了かな。来シーズンにまた食べられるのを楽しみにしています!

うう、写真だけで白米食べられるわぁ…。

 

 

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つい買っちゃった接客販促#01「ねぎ焼きではありませんがよろしいですか」


先日のたんぽぽさんのセミナーで、厳しい宿題を発表させていただきました!

「つい買っちゃった!」「 来店しちゃった!」そんな販促や一言などを次回のセミナーまでに10個持ち寄ろう!

 

ということで、私も一緒にその宿題に取り組みたいと思います!!

 

私がついつい選んでしまった接客に出逢ったのは、たんぽぽさんのセミナーからの帰り道。新大阪駅での出来事です。

新幹線まで少し時間があったので、早めの夕食を済ませることに。ポスターの写真が美味しそうだったので、「とん平焼き」を食べることにしました!

 

メニュー名をちゃんと見ていなかったので、戸惑いながら「えーーっと・・・あ!この写真のとん平焼きをお願いします」というと、そこのスタッフのお兄さんから次の一言が。

 

「そちらは〝ねぎ焼き〟ではありませんが、よろしいですか?」

 

その一言で、「え?ねぎ焼きがおすすめなんですか?」と私。「はい!当店では定番のねぎ焼きがおすすめで、一番人気です!」とお兄さん。「それじゃ、それで!」と急遽ねぎ焼きに変更!

とっても美味しくて大満足!また新大阪駅でお腹が空いたらここでねぎ焼きリピートか、次回はとん平焼きを食べたいと思いました♪

 

スーツケースを持って、メニュー名もわからない私の様子から、「きっと初めてのお客さんだろう」とお店の定番を教えてくれた、お兄さんの心遣いが嬉しかったです!

 

全部同じ対応ならロボットでも券売機でもできますが、こうした心遣いはやっぱり「人」だからできること!ということで、私の買っちゃった一言#01は、「ねぎ焼きではありませんがよろしいですか」です♪


2015年10月に出版した『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)は、おかげさまで2019年5月26日現在、26刷となっています。

 

編集担当の戸井田さんからは「ここまで売れるのは、一万冊に一冊あるかどうかですよー!」と嬉しいお言葉をいただきました!

よくいろんな人から「出版するなんてすごい!」とか「印税すごいでしょ〜!!」とか言われるので、アクセス数の少ない本日日曜日のブログは、その辺の裏話をコソッとしたいと思います♪

 

出版はすごいことなの!?

気になったのでネットで調べたら、毎日200冊もの本が登場しているみたい。 それくらい、出版は「その気」さえあえれば誰でもできるので、特別にすごいとこととは思っていません。

 

「本書いている先生なのに普通の人ですね!」ともよく言われるのですが、はい、普通の人が本を書いただけなので、普通でーす!笑

 

ただ、私にとっては執筆作業の日々が、今思い出しても恐怖に震えるくらい、めっちゃくちゃ大変だったので、あの苦難を乗り越えて一冊の本にすることはすごいことだと思っています!あの時のトラウマで、未だ新刊が書けましぇーーん…。涙

ぶっちゃけ、印税ガッポガッポなの!?

近しい方々にリアルな数字を言うと、びっくりされます!「え〜!? 家建たないの!?」って。笑

 

契約にもよりますが(私はごくごく一般的な契約です)、「印税で家が建つ」なんて、別次元の販売数ですから〜っ! とてもではありませんが、印税で生活なんてできませんし、しようとも思っていません。

 

出版したことで、より多くの人の目につきやすくなって、お仕事に繋がることは多いです!

出版して何か変わったことは?

まずは、書店に並ぶビジネス本などを見て「安い!」と思うようになりました。著者のこれまでの長年の経験の蓄積が一冊の本としてまとめられているものが2000円もしない値段で手に入るなんて!

 

なので、気になった本や興味のある人の本は積極的に読むべし!と思うようになりました。

 

それから、全国行く先々で本を見てくれたであろう手書きPOPを目にするようになりました。嬉しくてお店の人に声をかけちゃうのですが、そこでの出逢いもあったりして…!これが、出版後のすご〜く嬉しいことです。

今後出版を考えている人に伝えられるとしたら

ズバリ、「出版社は慎重に選ぶべし」ということです。google先生によると、出版社は日本に4,000以上あるらしい。当然、考え方は各社まったく違います。

 

想いが同じ出版社を選ばないと「こんなはずでは…」なお互いのミスマッチ(お互いの不幸)に繋がってしまいます。

 

本は永く残るもの。出版社と方向性が違うと、自らの意に沿わない内容になってしまう恐れも。その本をきっかけに講演依頼などもらったら、ミスマッチにつながりかねないので、メディアへの登場を含め、そこはブレないように気をつけないといけません。

出版社選びは、出版するまでの関係性ではなく、企画から執筆中、執筆後の書店さんへの営業から販促、重版などなどなど、この先ながーーーーーーく(もしかすると一生かも!)お世話になるパートナー選びです。

 

私は同文舘出版さんの「永く現場で愛されるビジネス書籍をじっくりつくりたい!」という想いに共感してお世話になっているのですが、同文舘さんで本当によかった〜!と思っているし、普段はゆるっとしているのに心に熱い想いを持っている戸井田さんが担当してくれて本当によかったーー!ものすごく感謝しています!!

 

それから、当たり前だけど、毎日200冊も出版されているすべての本が書店に並ぶわけではなく、まずはお店に並ぶことだけでも出版社さんに感謝しなければなりません!

 

特に、私の本はいろんなお店で平積みしていただいたのですが、これも同文舘さんが日頃から書店さんとの関係性づくりをされているおかげ!営業さんたちの努力の賜物です。ありがたや〜!

 

出版にはやっぱり「蓄積」が大事なので、日々の実績や行動をブログに書き続けることも大事ですね。そんなこんなで、普段あまりしない出版の話でした♪