元旦は実家のある長野県へ。八ヶ岳PA(下り)に立ち寄り、ソフトクリームをぺろり。ここのソフト一番好き!!!!!

夫と奮発して注文した、山梨県甲府市のフレンチ「キャセロール」さんのおせちを持って実家へ。オマール海老に鮑に鰻に、ローストビーフにホタテのテリーヌに…夢のオールスターズが集結!

実家がキャセロールに!美味しすぎて一同大満足!

姪っ子たちにお年玉をあげたら、次の目的地に向けて出発!毎年欠かさず参拝している諏訪大社下社へ!

参拝をして、オリジナルの「巳まもり」と購入し、おみくじを引いて帰ろうとすると・・

御諏訪太鼓が目の前で始まりました!演奏に聴き入っていると、獅子舞も登場!

獅子舞さんの口にお花(ご祝儀)を入れると、御諏訪太鼓のお守りをくれました。

私たち夫婦はここで結婚式をおこなったのですが、それ以来夫婦で訪れるたびに意図しない嬉しい偶然が起こり、貴重な体験をさせてもらっています。

帰省に初詣に1ヶ月遅れのお正月行事をしてきました!

 

そして、おみくじは去年は夫婦揃って大吉でしたが、今回も夫婦揃って小吉!なんちゅうシンクロ!

そして帰り道は二人で眠気に耐えきれずに途中で車で仮眠。最近は食欲も体調も一緒。

 

ということで、2025年も思いやりの心を大切に、仲良く助け合って生きていこう。そんなことを思った初日でした。


12/24は誕生日のお祝いに夫がフレンチを予約してくれました。我が家のお祝い事といったらここ!キャセロールさん。

私の誕生日は12/23なので、毎年この時期限定のクリスマス特別メニューを楽しませてもらっています。

 

前日の誕生日はキャセロールさんが定休日だったためスシローを食べて「アジ美味しい!白子の茶碗蒸し美味しい!」と喜んでいたんですが、一口食べた瞬間にその遥か上を突き抜けていきました。別格!

20代前半で本場フランスで修行を積み、この道50年を超えるシェフが生み出すメニューには毎回驚きがあります。

 

この日は、「かきとたまねぎのスープ」と説明があったので、「牡蠣」と脳内変換したら、まさかの「柿」でした!柿の甘さや濃厚さが見事に調和していて絶品!どうしたらこんな組み合わせを思いつくんだろう。

そしてオマール海老がまるごと一匹!ぷりっぷりのオマールに、バターが効いたアメリケーヌソースが絡んだら・・もぉーー堪りません!

 

前々日のディナーはどん兵衛、前日はスシロー、そしてこの日はキャビアにフォアグラにオマールにさらに牛まで!突如の変化に体内の全細胞がびっくりしたことでしょう!笑

このお肉の上に添えられているのは、ヨーロッパの三大きのこのひとつ、「アンズダケ」といって、フランス料理には欠かせないきのこなんですって。

 

夫と二人で「美味しい」って100回は言っていたと思います。食事中は美味しすぎて無言になって味覚に集中していました。笑

キャセロールさんはシェフのお人柄が本当に素敵で、気配り目配りが半端ない!そして、気さくだからフレンチと言っても肩肘張らずにリラックスして食事を楽しめる。すごくいいお店です。

 

こんな贅沢なひと時を過ごさせていただいたキャセロールさん、サプライズで赤ワインを差し入れてくださったFさん、連れて行ってくれた夫に感謝です!ありがとうございました!


ちょうど12時をまわったお昼、「ピンポーン」と鳴るチャイム。玄関へ走る私。受け取った発泡スチロールを大切に抱え、そのままキッチンへ。

いつもは手で引きちぎるテープを、ハサミを使って丁寧にオープン。なぜなら、この中にいらっしゃるのは・・・

夏輝(なつき)

鳥取県のブランド牡蠣、夏輝の特大サイズです!大きすぎて「これココナッツかな!?」と思うほど!

実は、全国各地の美味しいものを知る美食マイスターから「牡蠣好きならば7〜9月頃しか食べられない鳥取の夏輝を食すべし」というお言葉をいただいていたのです。

 

その日から、私のスマホのメモ帳には「鳥取・牡蠣「夏輝」7〜9月」と記録され、度々眺め見ては思いを馳せていました。

美味しいもの大〜好きな私が欠かさずやっていること

 

あの日から1年半が過ぎたある初夏のこと。美食マイスターから「夏輝が販売されているよ」とご連絡いただき、最旬を迎えたタイミングでポチったのでした。

 

いやーポチるのに勇気が要りました。なぜなら、この夏輝というお牡蠣様は「1個1600円」もするのです!1個ですよ、1個!

ーーーでも、思ったんです。人生一度きり。「牡蠣1個の平均価格は〇〇円なのに」「1600円なら〇〇のランチが食べられる」なんてことを頭で考えていたら人生広がらないし、いろんなことを経験せずに終わってしまう!

 

これは美食マイスターが認める最高峰の牡蠣が食べられるチャンスなのだ、と。体験はプライスレスじゃないか、と!!!!!

かくして、牡蠣への情熱が比較的低めの夫には1個だけ分けてあげるとして(笑)、私は4個は食べたいから特大5個入りパックをポチったのであった。合計8000円なり〜!きゃーーー!笑

 

さて、鳥取で水揚げされた翌々日に届いた「お夏様」。1秒でも鮮度がいいうちに食べたいので、夫の帰宅を待たず届いたその場で一個開けることに!

 

おりゃーーーー!!!!!!

いやぁ・・・牡蠣ナイフが折れるかと思いました。しかもいつも剥き慣れているプリティな真牡蠣ちゃんと違って、熱帯魚の水槽に入ってそうなゴリゴリの天然岩牡蠣はどこにナイフ入れていいのやら手間取りました。

 

ボクシングで鍛えた腕力で、ガッチリ閉ざされたお夏様をようやっとオープン!ぜぇぜぇ、はぁはぁ・・・。

巨大な殻から取り出したら、殻が9割・身が1割で「これだけーー!?」としょんぼりしかけましたが、それでも手に持ってみるとずっしり重い!こんな巨大な牡蠣は人生初!取り出した殻はまるで玉座のようでした。

震える手で、もみじおろし・ポン酢・レモンを準備し、いざ実食!お、お、お、美味しい〜!なんだこの圧倒的ミルク感は!!

 

気づけば2個目のお夏様を左手に、右手には牡蠣ナイフを握っていました。1個目で慣れたので、2個目は簡単に殻を開けることができ、トゥルン♪と瞬時に消えてゆきました。

お昼の部は2個で我慢して、夫帰宅後の夜の部で残りをいただきました。(サイズが伝わりやすいように、iPhoneの電源アダプタと並べてみました)

夫には私が自分へのご褒美にお夏様をポチったことは言っていなかったので、値段を聞いてドン引きしていましたが、「これまで食べた牡蠣でナンバーワン」と大絶賛!殻についたわずかな貝柱も削ぎ落として食べていました。笑

 

それならば気前よくもっと分けてあげればよかったなぁ〜!岩牡蠣最高峰の味「夏輝」を知った、2024年夏の終わり。幸せでした!