昨日は、南島原市商工会さん主催で、いろんなお店の販促相談窓口を務めてきました!まったく未知の業界でも、どの業種も基本的なお悩みと解決策は似ているから、参考になりそうなものや、事例などがすぐに出てきます。

ご存知ですかまっすー

そんなこんなで、膨大な販促情報の中からその人に合った一つを取り出して紹介するのが私のお仕事。

 

そのためには、常に私の中の「販促ヒント箱」の中身をいっぱいにしておかなければなりません。日常の中からヒントを見つけ出すアンテナは人一倍立っていますよ〜。

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羽田のホテルで見つけた「アレ、何だろう?」

 

「アレ、何だろう?」「コレってちょっとしたことだけど嬉しいなぁ」「もっとこう伝えたらいい感じになるな」「このお店はどうして入りづらいオーラがあるのかな?」「この商品はこんなひと言があれば買いたくなるなぁ」なんてことを常に考えながら過ごしています。

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例えば、上の注意書き。目がキラーンってなったネコが物陰からドアが開けっ放しになるのを狙っているイラストがあって、「ネコが侵入するチャンスを狙っているため、ドアを閉めてください。ご協力ありがとうございます」とかだったら、角がなく伝わるしおもしろいな、とか勝手に妄想して、POPの図まで浮かんでしまいます(笑)

 

たまーに行くホームセンターで毎回見てしまう、面白ネーミングの健康器具。他の商品より断然目立つし、クスッと笑えるし、いいなぁって思います。

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しかも、ただウケ狙いじゃなくて、その特徴がわかりやすいんですよね。

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こういうのを見ると、この商品を開発するときの会議は、みんなが眉間にシワを寄せているんじゃなくて、きっと笑いが絶えなくて、いろんなアイデアがバンバン出されているんだろうなぁ〜、なんてことを妄想します。

 

初めてサイトを見てみたけど、やっぱりおもしろい!ぜひこのページ見てみてくださいねー。例え自分のお店がパン屋さんだとしても、ホームセンターの健康器具売場からヒントは見つかるんです。

 

普段、「あ!コレおもしろい!」って感じたら「何でそう感じたのかな?」って深く考えてみましょう。「コレ、買う気しないな〜」って感じたら「何でそう感じたのかな?」って深く考えてみましょう。そして、自分だったらどう改善するか考えてみましょう。

 

大事なヒントって「日常」から見つかるんです!

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あ!昨年秋に発売したPOP本『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』が13刷になりました!2万部まであと少し!ありがとうございます☆

 

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すごはん


「やった〜!POPが完成したよ!・・・でも、何か寂しいんだよねぇ〜。どうしたらいい?」

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セミナー参加者さんから、こんな質問をいただいたので、わずか5秒でそのモヤモヤを解決しちゃいました。使ったのはこちら!100円均一で買った折り紙です。

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POPの下に柄折り紙を敷いただけで素敵なフチができて、POPが一気に華やかになりました!このように、フチがあるとキュッとしまって、いい感じになるんです。

 

グルッと一周囲まなくても、こんな風に角と角にマステを貼るのもいいですね!

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手軽に使えて便利なマステですが、注意点があります。販促物は圧迫感があると、「ゴチャゴチャして読むのが面倒くさそう」という印象を持たれてしまいます。

 

余白があれば一周マステで囲んでもいいのですが、下のPOPは、上と左右に余裕がないので、下のみマステを貼っています。

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下のPOPに使っているように、こんな細いものもあるので、スペースに合わせて選んでみるといいですね。

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参考にしてみてくださいね〜。

 

 


先日、居酒屋さんで懇親会を行なったときのこと。そのお店の今日のおすすめメニューが、別紙に筆ペンで書かれていたんだけど、まったく読めないんです!

 

総勢15名ほどで目を細めたり、紙を近づけたりして見たんだけど、クセがすごくて、どうしても読めない・・・。

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上の写真で再現してみました。太い線と細い線を組み合わせた筆文字なんですが、こういう文字って、あまりに「やりすぎる」と、読みづらいんですよね。

 

せっかく伝えるためにやっているのに、読みづらければ意味がないので、自己満足ではなくてお客さんの反応を見ながら、ちゃんと伝わっているかな〜?と確認するのも大事ですね。

 

ちなみに、読みやすくするには、文字の特徴をハッキリ書くといいですよ〜。

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例えば、「ま」という文字の特徴は、横2本ラインと、クルッとまわった部分ですよね。そこをわかりやすく書くと、「ま」が認識しやすくなります。

 

逆に、この特徴を見えづらくしてしまうと、読みにくくなるんです。文字は「読む」というより、まずは「見て認識するもの」です。パッと見で文字が判別できなかったら、読まれる率はガクンと減ってしまいます。

 

変に丸文字で書く必要はありませんが、販促物はお客さんのためにあるもので、己の作品づくりではないので、あまりクセを強く出しすぎないように注意しましょうね〜。