CMや広告を打つ前に、考えて欲しいことがあります。

 

それは何のために、誰のために行なうものなのか?

その販促によって、どのような成果が得られれば「成功」と言えるのか?

例えば、新規生徒さんを集めたい学習塾が、30万円かけて地元メディアにCMを出すことを決めたとしましょう。

 

 

現状中学生のクラスは満員で、小学1、2年生を集めたいとしたら・・ただやみくもに塾のこだわりポイントを伝えるだけでは不十分だと思いませんか。

 

本当に来て欲しい層に伝わるCMにしなければ、満員のクラスにさらに新規生徒が増えてしまい、全体の満足度が下がる恐れもあるし、求めるクラスに思い通りの集客ができないでしょう。

 

同様に、例えば飲食店や小売店の場合、チラシを出したことによって店舗が混雑し、結果的に新規だけでなく、最重要な「お馴染みさん」の満足度が下がり、離れてしまう原因になるかもしれません。

 

30万円も払って、マイナスの販促をしてしまうことになるかもしれません…。

 

だから、CMや広告を出す前に、しっかりと販促シナリオを描いて欲しいんです。販促シナリオって何?って方は、こちらの本をぜひ読んでみてください!きっと役立ちますから!

 

ーーこの販促は何のため?誰のため?どのような効果が得られたら成功と言える?

ーーこの販促によってお客さまはこのような行動をするから、その先はどう対応しよう?

 

目先の販促ではなく、その先を見ることが大切です。CMといった大きな販促にかかわらず、フリーペーパーにしても、チラシやDMにしても、販促をする前には必ず考えましょう!

 

そして、ぜひ広告枠を販売しているメディアや企業さんは、CM枠を売る営業ではなく、「その先」をしっかりとヒアリングし、営業先のCM後がよくなるための提案をしたら、もっともっとスムーズに契約につながるのではないかな〜?なんてことを思った最近でした。

 

ご商売をされているみなさま、大切なことなので、ぜひ考えてみてくださいね♪

 


昨日は、長野県諏訪市の和風居酒屋 山長さんへ。

 

諏訪湖のほとりの観光地のど真ん中にある居酒屋さんなので、観光のお客さま( ≒ 新規のお客さま)の来店に繋がる入り口づくりをすることに!

 

まずはビフォー。立派なメニューが額縁に入れられています。

実際のお客さまの行動ですが、立ち止まってボードを見てくれるものの、来店に結びつかないこともしばしば。

 

それより何より一番の問題は、開店当初からのボードなので値段やメニューなどに変更があっても更新されていないことです。

これではせっかく入り口ボードから来店に結びついても、ミスマッチが起こってしまってはリピートに繋がりづらくなってしまいます。

 

そこで、お金をかけず、わずか4時間以内で「お店に入りたくなる入り口づくり」をすることに!

 

まずは現状を撮影して、上からイメージを描きながら打ち合わせ。iPad × アイビスペイントはこういう時にもめちゃくちゃ便利です!

お店のみかさんと手分けをしてiPadを使ってメニュー作成タイム!

作成したメニューは、隣にあるローソンのプリンターで即印刷!ラミネートしたら完成〜!! コチラがアフターです!

これ、かなり目立っていい感じです!すんごく明るく元気なイメージになりました!

道ゆく人にも興味を持ってもらえるようにブラックボードを設置!

みんなで道路の向こう側に渡って、お店の入り口を見ていたら、たまたまお店の前を通りかかったおじちゃんが看板を二度見してめちゃくちゃ気にしているご様子でした!さっそく効果あり♪

 

この他にも、玄関先を大掃除して不要なものを処分したり、お店の入り口の一部を隠していた木の枝をカットしたり、諏訪商工会議所の中沢さんが特技を発揮してサポートしてくれました!

いや〜、本当に見違えました!スッキリ綺麗になり、しっかりと魅力を伝えられ、入りたくなる入り口になりました!

みんなで力を合わせたからこそ、4時間弱でここまで大変身することができました!来月はお客さまの反応を伺います!楽しみだなぁ〜。

 


前回のブログで、高級美容液を専門店で購入した話を紹介しましたが、実はネットで割引価格で買えることも知っていました。

ではなぜわざわざ専門店で定価で買ったのか?という話なんですが、まず結論から言うと「大満足」しています!

理由その1

商品の正しい使い方が知れた

 

カウンセリングによって自分の現状を知ってもらい、その上で無理なく継続できる方法をアドバイスしてもらえ、商品の効果をフル発揮できる方法を教えてもらえました。

 

せっかくいいものを購入しても、間違った使い方や効果をフル発揮できない環境のまま使っていては無駄になってしまいます。知識豊富な専門店ならではですね!

理由その2

また気持ちよく来店できる

 

「実店舗で説明だけ聞いてネットで買うお客さん」のことがニュースでも話題になっていました。もし私がこれをやったら、罪悪感で二度目に気持ちよく来店することはできません。

 

相手も同じですよね。AIではなく人間なので、「この人、どうせまた説明だけ聞いてネットで買うんだろうな…」と思われたら、気持ちのいい接客はできないでしょう。

 

それに、一時の得、目先の得を優先して、お店がなくなったら困ります。今後もさらにいい関係性を築きたいと思うお店なら尚更気持ちよくお買い物したいですね!

理由その3

本気スイッチが押せた!

 

これこそ大きな理由だと実感しています。今回美容液を購入するまでに、お店の方が日頃どんなお手入れをして、どんな結果が出ているのかを伺って、自分も頑張ろうと思えました。

 

たくさんの励ましの言葉をいただき、「自分も変われるんだ!」と希望が持てました!もし同じ商品を通販で買っていたら、こんな気持ちには確実にならなかったでしょう。

 

次回お店に行く時までに、絶対に一段階キレイになるぞ!そんな気持ちにさせてくれました。この本気スイッチはすごく価値の高いもの。本当にお店で購入してよかった!!

さて、このブログを読んでいるのは、ご商売されている側の方が多いと思うので、ぜひ私の体験談からヒントを見つけてみてください!

 

お客さんの本気スイッチを押すことや、接客レスのネット通販では得られない商品の使い方やその人に合ったアドバイスを行なっていくことが「定価でもこのお店から買いたい!」と思ってもらえる一つのポイントになりますよね♪

 

このように、自分の体験からたくさんの気づきが得られるので、ぜひアンテナを立てた状態で街に出てお買い物してみてくださいね〜!