リクエストにお応えして!「POPの基本あいうえお」シリーズ、久々にいきますよー!

【バックナンバー】あ行

か

価格ではなく商品の魅力を伝えよう

価格しか伝えていなければ、結局価格で判断されてしまいます。誰がどのように作ったのか、その商品があれば生活がどうなるのか、自分はその商品を手に入れてどう感じたのか、などなど、その商品に特別な価値があるなら伝えましょう。どんなに素晴らしい商品でも、発信しなければ何も伝わりません。

 

き

気になるパッケージは狙い目

パッケージが奇抜だったり目を引く商品は、それだけで気になる存在です。でも、いざ買おうか考えると「失敗したら嫌だから止めておこう」という心理が働きやすいので、優しく背中を押すPOPが効果的!「パッケージが気になったので、試しに一度食べてみたらすっかりファンになりました」などお客さまと同じ立場で素直な言葉で伝えるのが◎

 

く

グッズはテンションの上がるものを選ぼう

お気に入りグッズに囲まれていたら、やる気がアップするし、できあがったPOPも素敵になります!文具店でワクワクするペンを揃えましょう!それから、いざPOPを書こうと思ったのに、ペンは乾いてカスカス、ハサミはどこかに行ってしまった・・。なんてことになったら、せっかくのやる気が下がってしまいます。そこで、POP専用お道具箱を用意しておくこともおすすめします!

 

け

結果や反応をチェックしよう

書くことが目的の「自己満足POP」にならないように注意しましょう。POPを設置したら、すぐさま結果や反応をチェック!ダメだったら何がダメだったのか分析しながら書き直し、うまくいったら何がうまくいったのか分析しながら他の売り場にも広げていきましょう!実践と分析の繰り返しが上達への近道です。

 

こ

コストがかからないすごい販促物

POPは紙とペンさえあれば書ける販促物。中には、たった一枚のPOPで15倍売れた商品も!こうなったらやらなきゃ損!やらない理由はありません。何を書いていいのかわからなければ、自分が買い物をしていて「いいな」と思ったPOPを真似してみましょう。もちろん、このブログに登場するPOPも参考にしてみてくださいね。

 

 

次回(今度はいつになるかな・・)は「さ行」を紹介しまーす!お楽しみに♪

 

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すごはん


「ドラッグストアなどでよく見る、POP文字の書き方教えて」とか言われるんですが、私は「やめた方がいいよ」と言います。

まっす〜困る

・・・だって、あなたの文字じゃなくなるから。

 

あなたの感覚、あなたの言葉、あなたの文字に価値があるのに、それを消すなんてもったいないので止めましょう!

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そもそもなぜパソコンPOPよりも手書きPOPの方が効果が高いのかというと、パソコンPOPは企業やお店がつくる「販促物」「広告」だと捉えられて、お客さんにスルーされてしまうからです。

 

その点、売場のスタッフさんが書いたことが伝わるような、個性溢れる手書きPOPは個人的な意見・感想など、「口コミ」として受け入れてもらえるんです。

 

それなのに、いかにも広告なPOP文字を使ってしまったら、口コミ感が失われてしまいますね。

 

文字にコンプレックスを抱えていても大丈夫です。全国でPOPの書き方セミナーを開催している私だって実は一緒だから。この決して上手とは言えないPOPは、お恥ずかしながら以前私が書いたもの。

 

私のセミナーに参加した方なら、ツッコミどころがいっぱいあると思いますが・・・(笑)

まっすー初期のPOP

もう、小学校の頃から自分の文字が嫌いで嫌いで。POPもうまく書けないし悔しかった〜!でも、売場に出してみたら効果が出たんです!このプリン、なんと7倍も売れました!

 

それから、文字は苦手でも「読みやすい文字」さえ心がければ大丈夫。読みやすい文字の書き方は、こちらの記事を読んでくださいね。

 

文字を素晴らしく素敵にデコレーションしたり、美しすぎる完璧なPOPに仕上げすぎてしまっては、せっかくの手書き感が失われてしまいます。POPの目的が自己満足にならないように、注意しましょう。素人っぽさがいいんですから!

 

 


「来客数を増やすにはどんなチラシにしたらいいですか?」

販促物2

よく訊かれるんですが、そんな時は逆に質問します。「どんなチラシを見ると来店したくなりますか?」「最近、チラシを見て行動したのはどんな内容でしたか?」

 

私たちは「商売する側」でありながら、「お客さん側」でもあります。だから、答えだって実はちゃんと知っているんですよね。

おばさん

普段の自分の気持ちに意識を向けましょう。その瞬間に、いつも何気なく視界に入っては通り過ぎていた、近所の店先のブラックボードが、通勤電車の広告が、信号待ちの最中に眺めていた看板がヒントになります。

 

意識した瞬間に、何気なく目にしていた「景色」が「情報」に変わるんです。

 

「あ、この看板目立つな!」とか、「何だか読む気がしないぞ!」「これ面白い!」とか。そういう販促のお手本は毎日見ているんです。

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だから、意識してみましょう。今朝、折り込みでじっくり見たのはどんなチラシ?ふと目に止まったのはどんな看板?答えは自分の中にあります!