北海道初体験の友人のリクエストで、ある観光スポットに行きました。

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朝ごはんをモリモリ食べて出発だ!

 

実は私はそこが苦手。店先で声をかけまくったり、商品を見る前から試食を勧めたりする店主がひしめき合っていて、そっとしておいてくれる、静かな場所に逃げ出したくなります。

 

「お姉さん!ちょっとカニ食べてみて!」と声をかけられたので、会釈して通り過ぎると、「やっぱり日本人はダメだ!」という店主の捨て台詞が聞こえました……。

げっそりまっすー

午前中に聞いたこの言葉は、夜までずっと残るくらいショッキングで、印象深いものでした。中国などのお客さんはいっぱい買っていってくれるけど、日本人は買ってくれないということが言いたかったのかも知れません。

 

シャッター通りになった商店街や、寂れた昔の観光地にも同様のことが言えますが、ブームを追いかけてブームに乗っかれば、ブームが去った後には何も残りません。

 

地元の人はほとんどいない。日本人にそっぽ向かれる。この現状に目を向けず、これまでの自分のやり方を変えずとも通用するバブリーな海外からのお客さんを重要視するのは、今はいいかもしれませんが、永く商売をしていく上では危ういでしょう。

 

地元の人に愛されて、地元の人で賑わう場所には、自然と観光客の足も向かいます。本当に大事にすべきものの順序が逆なんですよね。

ハートを抱える人

 

ところで、これは決して他人ごとではありません。新規客ばかり気にして、いつも来てくれる常連さんなどの近い存在をないがしろにしては、売上げの大半を支えてくれている常連さんが離れていってしまいます。

 

常連さんにご近所さん、こういう近い存在にこそ愛されるお店になることが、商売繁盛の必要条件!私も改めて心にしっかりと刻みました。


実は、数日前から北海道に来ていました!

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初日は、夜のすすきのを満喫しました♪ 誤算は、初日からジンギスカンに行って、ジャケットがジンギスカン臭むんむんになったこと(涙)

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昨日は、札幌から電車で小樽へ移動して、前々から行きたかった「おたる政寿司本店さん」へっ!

IMG_7543運河を撮影する友人を撮影する私

 

昨年、雑誌・商業界の表紙制作をお手伝いさせていただいた時にご縁をいただき、それ以来ずっと三代目の中村さんにお会いしたい!美味しいお寿司が食べたい!と考えていました。

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左から3番目が中村さん

 

小樽の街並みを楽しみながら歩いていると、すぐにお店がわかりました。だって、こんなに楽しいボードが店頭に立っているんだから!

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普通、知らないお寿司屋さんに入る時って、不安になりますよね。眉間にシワを寄せた職人さんだったらどうしよう……とか、敷居が高いお店なんじゃないかなって。

 

でも、こんな和やかなお顔のご主人のボードがあったら、安心して入ることができます。何とも嬉しい心遣い!

 

案内していただいたカウンター席に座ると、お隣にいらっしゃったのが、なんと帯広で開催するセミナーにスタッフさんが毎回参加してくださっている「カネマツさん」の松本社長〜!

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政寿司さんのお店では写真撮影歓迎なんですが、超面白い撮影用のこのフレームがどこからともなく登場して笑っちゃいました!

 

お店で写真を撮るのを躊躇する方も多いと思いますが、こういう案内があると、「撮影OKなんだ!写真をSNSでアップしよう!」と行動しやすくなりますよね♪

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販促の素晴らしさに感動しつつ、お寿司の味にもやられました!

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嬉しいのが、握りを出すときの中村さんの一言。「〇〇産の□□□です」ではなくて、「つい先ほど、獲れたばかりの◯◯です」とか、グイグイ商品価値を上げる言葉があるんです。

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美味しいお寿司を食べられた上、とっても素敵な販促も体験させていただき、大満足!

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中村さん、松本さん、お連れの方、楽しい時間をありがとうございました!また伺います!


2ヶ月ぶりに源泉舘さんへ。玄関に入った瞬間に「おかえり〜」と社長。家のように落ち着きます♪

 

今回は何枚かのPOPや手書き販促物づくりをお手伝いしました。その中で書いたのがこちら。

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通常なら、ラベルシールやパソコンで作ってしまいがちなご案内ですが、手書きにしてみるとこの通り、温かみがありますよね。

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つくり方は簡単です。普通の白いコピー用紙に筆ペン(おすすめはぺんてる筆・中字)で文字を書いたら、白い枠を残しながらカット。

 

あとは色画用紙の上に貼るだけです。この時の色画用紙は、目立つ色の方が映えるので、濃いめの色がおすすめです。

 

ほんの少しの部分ですが、こういうところで空間の温もりが伝わるんですよ〜。「たのしごとは細部に宿る」ということで、今日はちょっとした部分の案内書きを見直してみましょう!