気合いを入れて素晴らしいパンフレットやチラシをつくると、満足感でいっぱいになって、大事なことを忘れてしまいます。

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「こんな素晴らしいチラシがあれば、これでもう大丈夫だ!」なんて思わずに、販促シナリオをつくりましょう!

 

販促シナリオとは、「この名刺を見た人は、◯◯に興味を持ってWeb検索して、その後、さらに△△△のページを見て、商品購入を決めるだろう」というように、お客さんの行動を推測して、それに対応した販促を考えることです。

 

わかりやすいように、たとえ話で紹介しましょう。

 

折り込みチラシで興味を持ってもらったら、もっと詳しく知りたい人の受け皿として、次の販促物(例えばブログ)への誘導があると、さらに効果的ですよね。

 

そして、一段と興味が湧いてきた人向けに、ブログの先に「お問い合わせ」や「アクセス」などの、次の受け皿への誘導があれば、問い合わせや来店に繋がりやすくなるでしょう。

 

販促物はコレだけやればOKというわけではありません。〈ブラックボード/興味を引く〉⇒〈POP/購入する〉⇒〈サンキューレター/再来店する〉というように、販促物をシナリオ立てて組み合わせることで効果が増していきます。

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あなたの販促物はどうですか?単発で考えられていませんか?様々な販促物を組み合わせて、お客さんを導くことができる販促シナリオを考えましょう!

 


久しぶりにお買い物に。立ち寄った靴屋さんでとっても素敵な発見がありました!

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ご自由に“はき心地”をお試しください

 

普通なら「ご自由にお試しください」が一般的ですよね。でも、「はき心地を試してみて」と言われると、思わず履いて試しに歩いてみたくなります。

 

「ご自由にお試しください」と言われたら、ただ何となく試すだけですが、たったひと言「“はき心地”を〜」と言われると、その部分に意識を集中させてしまいます。

 

ご自由にコーナーに価値をプラスする一言は、色々なお店に使えますね。

 

ご自由に“手触り”をお試しください

ご自由に“食感”をお楽しみください

ご自由に“音質”をお試しください

ご自由に“軽さ”をお試しください

 

注目して欲しいポイントがあるなら伝えましょう!

 

 


「うまくいったよ!を循環させよう」

私が独立当初から大事にしている言葉です。このブログもこういう想いで立ち上げました。⇒ すごはん最初のブログ

 

うまくいったよ!を独り占めせずに気前よく伝えることで、それが巡り巡って、自分のところに戻ってきます。昨日の「ようでんブログ」はまさにそんなお話でした。

ようでん

電気屋さんに限らず、商売をされている方なら、読んでるだけでやる気と元気がもらえるお話!ぜひ見て欲しいっ!

 

成功体験を人に話すことは、自分の儲けを人に分け与えるわけでもなく、損をするわけでもないんです。むしろ、自らの成功の分析と理解を行なうクセがつくので、結局自分が一番得をするんですよ。

 

それから、もし自分が「うまくいったよ」を受け取る側だとしたら、いい真似の仕方があります。

 

商業界創立者の倉本長治さんの「商売十訓」の2番目、「創意を尊びつつ良い事は真似ろ」を常に心に置くことが大事です。

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お手伝いさせていただいた商業界さんの冊子より

 

創意と真似。お菓子のふじいさんにしても、ようでんさんにしても、取り入れ上手で進化のスピードが速いお店は、みんなこうしているんですよね。

 

それから、たかが言葉一つだなんて思わずに、「パクる」じゃなくて、「学ばせて(真似ばせて)いただく」という気持ちが大事です。学ぶの語源は「真似ぶ」と云われています。

 

「パクらせて(盗ませて)もらってありがとう」ではなく、「学ばせて(真似ばせて)いただいてありがとう」と伝える方が、相手への感謝の気持ちがより伝わりますよね。

 

最後に大事なこと!うまくいったら「うまくいったよ!」をお返ししていきましょう♪ そうすることで、初めて「循環」が生まれます。

 

「まったく、不景気で嫌になっちゃうわよね〜」の循環ではなくて、「うまくいったよ!」を循環させていきましょうね。