今でも度々見返す販促物があります。

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その名も、ひまつぶし通信。これは、ある大手住宅会社の営業さんのお悩みを聞いていたところから、2010年に生まれた販促物です。

 

当時、営業さんはある企業の玄関に立ち、行き来する社員さんに、住宅チラシを手配りしていました。しかし全然受け取ってもらえず、困っていました。自分に置き換えて考えても、受け取らないだろうな。

 

そこで、ひまつぶしに遊べる、クイズや間違い絵探しを掲載したミニ冊子を、12時のランチタイムに配布してはどうかと提案しました。

まっすー

間違い絵探しは、営業さんがモデルになった写真を使って、別のページには営業さんの自己紹介ページで、気さくなお人柄が伝わるものになっています。これが、かなり笑える写真なのですが、ガチガチな会社さんなのでお見せ出来ないのが残念・・・(汗)

 

楽しいもの、役に立つものなら、毎月営業さんが配りに来てくれるのが待ち遠しくなります。ご主人がこの冊子を家庭に持ち帰った後、奥さんが冷蔵庫に貼って使えるように、書き込みができる一ヶ月分のカレンダーとメモ帳が印刷されているページを設けました。

 

奥さんは、翌月も旦那さんがこの冊子を持ち帰ってくるのが楽しみになります。これは、通常のチラシではあり得ないことですね。

 

住宅や自動車、式場などは今すぐ売れるものではなく、普段から良好な関係性を築いて、いざというときに真っ先に顔が浮かぶ存在になったり、3、4軒の中の候補の一つに挙げてもらうことがすごく重要な業種です。

 

だから、いきなり値段を書いて売りつけようとする販促物ではなく、将来お客さんになるかも知れない人の生活の一部に、じんわり溶け込むことがとても大事なんです。

ハートを抱える人

後日、営業担当者さんから、「ウケてもらえた!」「チラシを配りに行っていたときは迷惑がられて、苦痛な時間だったけど、これは喜ばれるから楽しかった!」など喜びの声をいただきました。

 

みんなが嫌な思いをする販促物を、みんなが「楽しい!嬉しい!」に変えられる喜びを教えてくれた「ひまつぶし通信」は、今でも初心を忘れずにいさせてくれる、大切な宝物です。

 

あなたの会社やお店では、お客さんに渡しづらかったり、嫌がられたりする販促物はありませんか?みんなが楽しめるものに変えていきましょう!

 

 


源泉舘さんの販促のお手伝いで、最近欠かせないのがこちら。4コマ漫画です。

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ちなみに上の4コマは、源泉舘さんで毎年この時期に行なっている定番行事の味噌づくりの案内のために描いたものです。

 

この4コマは、旬ネタやイベントのご案内などを描いて、毎月のニューズレターの中に入れて、お馴染みさんに送られています。

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漫画にすることで、文字よりも伝わりやすくなります。それから、押し売り感がなくなって、楽しく柔らかく伝えられるので、とってもおすすめ!

 

私は漫画を描いたことがないので、試行錯誤しながら徐々に改善していっているところですが、いい感じに描けるコツを見つけました。それは、背景ですっ!

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真っ白よりも、背景を描いた方が、ずっといい感じになります。でも、全コマ背景を描くのはけっこう大変!

 

そこで、こんな方法を見つけました。ギザギザだったり、ドットだったり、簡単な模様を入れるだけで、いい感じになるんです〜。

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シーンに合わせて模様も選ぶと更にGood!そして、この背景を描き込むときに便利なのが、淡い色のコピックです。

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コピックってとにかく色んな種類があって迷うのですが、最初に揃えるなら、淡い色の方が使いどころが多いので断然おすすめ!

 

コピックのサイトでも色のサンプルがありますよ。大きめの文房具屋さんに行くと試し書きができるので、チェックしてみましょう。

 

ちょっとしたチラシや、ニューズレターなど、4コマにチャレンジしてみましょう!かなり楽しいですよ〜!

 

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今から、反応のよかったPOPを紹介します!

ご存知ですかまっすー

なんてことを言うと、「参考になるかもしれない!」と興味を持つ人と、「いや、自分はPOPとは無縁の仕事だから」と考える人がいます。

 

確かにPOPをつける売場を持たない会社にとって、直接は関係がないかもしれませんが、POPで必要になるキャッチコピー力や、目立たせる方法、反応のいい言葉、NoがYesに変わる伝え方など、すべての販促や日常生活にまで役立つスキルが身に付くんです。

 

面白いことに、「自分には関係ないや」と思った瞬間に、シャッターがガラガラと閉まってしまい、すべてが「無関係で役立たないもの」になってしまうんです。それってめちゃくちゃ損!

まっす〜困る

だから、「興味スイッチ」はいつでもONにしておいた方がいいです。自分は飲食店で働いているから、ガソリンスタンドの販促なんて関係ない!なんて思わずに、どんな取り組みをしているんだろう?と興味を持ちましょう。

 

「あぁ、こういう声掛けは気分がよくなるなぁ」「もう少し◯◯なら、いいのになぁ」そういう気付きは、自分のお店でも活かすことができます。

 

「関係ない」と思った瞬間に、シャッターガラガラです。「すべてがヒント」を合い言葉に、興味を持ちましょう!

 

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