例えば、ある書店がTwitterで「担当〇〇の今週の一冊〜」と、ある本を紹介するとします。

たまたまそれを見た人は、気になるタイトルが目について、「へえ、こんな本があるんだー」と興味をもちます。

 

でも、Twitterにはサラッとだけしか紹介されていないので、どんな本なのかもっと詳しい情報が知りたくて、Amaz●nのレビューを見に行きます。

 

そしたら高評価でレビューもかなりいい感じ!気になるのでそのままAm●zonでポチッ!めでたし、めでたし……!?

 

Twitterで発信した書店としては、まったくめでたくないですよね??一体、どうすればいいのでしょう??

私なら、より多くの人の目につきやすく拡散されやすいTwitterで発信したら、詳しい情報はブログへバトンタッチします。

 

担当さんの個性が溢れるレビューや見どころ、関連本のおすすめなど、ブログだからこそ深掘りした情報を伝えることができます。口で伝えるのが得意な人は、ブログのかわりにYouTubeでもいいですね。

 

それから、来店時に紹介した本を発見しやすいように「Twitterで紹介!推し本コーナー」という売り場をつくります。もちろん売り場には手書きPOPを添えて。

 

本の売り場って見つけづらいので、SNSで紹介した本はわかりやすい場所に並べると親切ですね。

 

さらに、この売り場には「毎週担当〇〇がとっておきの推し本を紹介します!フォローしてね♪」とTwitter認知度アップのためのPOPを貼ります。

 

『売れる!つながる!「すごい販促ツール」のつくり方』でも紹介している通り、販促ツールは連携させることが重要です!これを「販促シナリオ」といいます。

 

せっかくの販促をもったいない結果に終わらせないためにも、販促シナリオを組み立てていきましょう!

 


おなじみ、山梨県下部温泉郷の旅館、古湯坊源泉舘さんでの注意書きを紹介します。

これはやっぱり大切なことなので厳しめに。「そんな注意書きなんて見ていないから」「知らなかったから」なんてことのないように、目立つようにつくりました。

 

ただ、普通ではない、源泉舘さんのすんごいお風呂を写真に残したい、SNSに投稿してみんなに紹介したい、という気持ちはよーーーーくわかります。

 

そこで、こんなPOPをお部屋などに設置することに。

禁止するだけでなく、その理由と根本解決策を考え、撮影した源泉舘さんのお風呂の写真を手軽にダウンロードできるようにしたんです。もちろんSNSへの投稿も大歓迎!

仕組みは簡単で、このように源泉舘ロゴを入れた写真をWebサイトにアップロードして、そのURLでQRコードを作成する、という流れです。QRコード作成はここのサイトで簡単にできます。

 

こうして無事お客さまが安心して気持ちよく入浴できて、お風呂の写真もお土産にできるPOPになりました♪ めでたし、めでたし!

 


山梨県のJA共済さんでPOPセミナーを行ないました。

 

JAさんといえば、「生産物のPOP」はイメージしやすいですよね。実際に愛知県のJAさんではこのようなPOPをつくってくれました!

旬がいっぱい!JAさんの食品&園芸の楽しい手書きPOP大集合!

 

では、今回山梨県のみなさんがチャレンジした「保険のPOP」はどんな感じになったのでしょうか!?

 

一部しか写真に残せなかったのですが、こんなに素敵に仕上がりました!

これを見れば「保険にもPOPが必要なんだ!」とわかりますよね♪

 

何も伝えなければ、そこから何も生まれません。でも、POPによって「あ、これ私に必要かも!」「へえ、こんなものもあるんだ〜」など、興味のきっかけになるんです。

 

もし、興味のない保険の話をされ「売り込みされそう…」と警戒モードに入ってしまったら、説明を100%の気持ちで受け止めてもらうことができなくなってしまいます。

 

でも、ふと目にしたPOPで、お客さまの方から興味を持って質問してくれたら、担当者さんの説明の受け入れ方も変わってきますよね。

 

昨日のブログにも書きましたが、POPは小売店だけのものではありません。様々な場で活用することができるので、取り入れてみてくださいね!