10月中旬発売予定の単行本、『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』の表紙ができました!本文もチェックを入れて、いよいよ完成の足音が聞こえてきました!

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机の引き出しを整理すると、必ず出てくる「こうなるシート」が昨日出てきました。

 

これは2年前の30歳のときに書いたもの。12月に迎える32歳の誕生日を目前に、「出版する」「全国でセミナーをする」の2つの目標が、31歳中に叶えられそうです。

 

30歳の頃の私には、出版社さんとの繋がりすらなかったし、県外から依頼をいただいていたものの、限られた地域でしかセミナーをしていませんでした。だから、この目標が達成できることが我ながら「すごい!!」と感じています!

 

このシートにはまだまだ何年も先のことまで書いてあるので、たった一項目を達成しただけで偉そうなことは言えませんが、今回の項目を達成できた要因は、出版や全国セミナーという「単体」がゴールではないことだと思います。

 

私には、販促で悩んでいる人のいつもの仕事を、ワクワクいっぱいの「たのしごと」に変える!という巨大な使命があり、出版と全国セミナーはそのための重要な活動の一つとして考えていました。

 

もし、何の使命も持たずに出版&全国セミナー自体をゴールにしていたら、何が何でも出版社の人と知り合いになるぞ!とか、全国の商工会議所に自分のプロフィールを送るぞ!とか、「不自然」な行動をすることになっていたと思います。

 

でも、大きな使命がある中で、ただそれに従って一歩ずつ確実に前進し続けてきたから、私のこの使命に共感してくださる方に、ごく自然なかたちでご縁をいただけたのかな、なんて思います。

 

・・・ちょっと感覚的な、伝わりづらいブログになってしまったかな?

 

何が言いたいの?ってまとめると、何か目標を立てるときには、「弁護士になりたい」とか「売上げ1億達成する」とか単体で考えてもいいんだけど、その先に大きな「使命」を持つことが大切ってこと。

 

それから、それが自分が満たされることだけではなく、なるべく多くの人を巻き込んで、みんながHappyになるように描くことが大切です。

 

だって、自分の夢を叶えるには、自分の目標を達成するには、自分一人の力では無理だから。自分では意識しなくても、たくさんの人が繋がって繋がって、物ごとが動いているから。だから、みんなに応援してもらえるような使命の画を描きましょう。

 

 


先日、源泉舘さんのトイレPOPをリニューアルしました。

あんこの野中さんのぜんざいを買ったお客さんから大絶賛の嵐!ということで、さらにたくさんのお客さんに知っていただこうと、トイレPOPを作成!

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トイレは売場と違って、腰を下ろしてゆっくりと時間を過ごせる場所。売場のPOPはパッと読めるものがいいんですが、トイレは多少長くても読んでもらえます。

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売場とは違い商品が目の前に無いので、イラストや写真でどんな商品かイメージできるようにしておくといいですね。あと、この場で検討してもらえるように、金額も書いておきましょう。

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今回はこの3枚のPOPで、商品の魅力を伝えることにしました。実際にトイレPOPを何年間もやり続けている源泉舘さんでは、トイレPOPで紹介した商品の売上げが軒並みアップ。

 

お客さんが2階のトイレから駆けおりてきて、「トイレのあれ、ちょうだい!」っ言うんですよ。売場で商品を見ていないのに、トイレで購入を決めるんです。これってすごいことですよね。

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もし、お店のトイレが活用しきれていない場合、とーーってももったいないので、ぜひ伝えましょう。

 

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今回は視点を変えて、「うまくいかない」POPのコツをお伝えしましょう!

うーん

 

その1.お客さんに買わせるPOPを書こうとする

買わせる = 売りつけたい気持ちが満々で、そうした心はお客さんに透けて見えてしまいます。お金の話は後回しにして、それよりお客さんのお役に立つ情報を伝えることに意識を向けましょう。

役立つ情報とは、商品を使うとどれほど暮らしがよくなるよとか、一つの商品でもこれだけ使い方があるよとかそういう情報で、これがお客さんの「欲しい」に繋がります。

金の亡者

 

その2.他のPOPに興味ゼロ

他のお店に行ってPOPがあっても見ない。POPを書くとき以外、POPに興味を持たない。これでは成長できません。お店に行ったらPOPに注目しましょう。

それで、いいことが書いてあったら参考にさせてもらい、ダメだなと思うPOPがあったら、どこがダメなのか分析しましょう。それが自分のPOPに役立ちます。興味がなければ、いいPOPの条件も、ダメなPOPの条件も知る機会を失います。

冷めた目の女の子

 

その3.POPづくりは作品づくり

お店はPOP担当者の個展会場ではありません。図工やお絵描きが楽しいからといって、本来の目的を見失ってはいけません。誰のためのPOPなのか、何のためのPOPなのか、目的は達成できているのか?「POPを書いた後」が重要です。

売場に出てお客さんの反応や結果を視にいきましょう。売場に出られない場合は、売上げデータをチェックしたり、現場の担当者に商品の売れ行きやお客さんの反応を聞きましょう。

画家と絵画

 

これはPOPという文字を「チラシ」に置き換えても同じだし、「接客」でも同じことが言えます。つまり、「うまくいかない商売のコツ」です。いろんな販促をあてはめて考えてみましょう!

 

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