何気なく手に取ったパンフレット。開いてみたら、細かい文字がびっしりで、そっと棚に戻しました。笑

パンフレットやWebサイトのトップページは、なんとなく興味を持った人が目にする物なので、文字量が多いと「興味 < 面倒臭い」になってしまいます。

 

逆に、さらなる興味を持ってくれた人に対しては、ある程度ボリュームのある情報を伝えてもしっかり見てもらうことができます。

 

なので、これは興味レベルがどの程度の人が目にする物なのか?を考えて情報量を変えていくといいですね♪

 

POPでキャッチコピーを短めにするのも同じ理由です。売り場を歩いていてたまたまPOPが視界に入った人は、興味ゼロの状態ですね。

だから、「読む」のではなく「見て」内容が把握でき、そこで初めて興味を持って、「もっと知りたい!」と思ってくれた人に説明文を届けるんだ、ということを意識してみるといいかもしれません。

 

そんな視点で、販促物を一度見直してみることをおすすめします♪


ファンデーションと洗顔フォームがもうなくなる寸前なんですが、いつも地元の決まったお店で買っているので、もうちょっと我慢我慢。

 

10代、20代のときに、「安さ・近さ・便利さ」で買うお店を決めていましたが、30代になってからは、「この先もお付き合いしたいか?」で決めることが多くなりました。

ずっと乗りたかった車をいざ見学に行ったら、雰囲気や人に幻滅して別メーカーの車を選んだり、どこで買っても物も値段も変わらないけど、おばちゃんの人柄が好きで県外のお店で買ったり。

 

関係性が存在しない商品なら、別にそこまでこだわる必要はないかもしれませんが、ほとんどの購買活動に「人」が関係してきます。

住宅や保険、車など人生トップクラスに高額なお買い物なら、担当さんとの信頼関係が重要なのは言うまでもありませんが、毎週買うような日用品だって同様です。

 

レジの人の対応が好きだからあのドラッグストアを選んでいるし、会話が楽しいスタッフさんがいるからあのお洋服屋さんを選んでいます。

 

電話応対が素晴らしくて好きになったり、ブログで発信している想いに共感してファンになったり、通販の商品に添えられた手紙に心掴まれたり、直接人と触れ合えなくても、好きになることはよくあります。

 

結局「人」なんですよね♪

 

残り少なくなったファンデーションを眺めながら、「誠実にお客さんに仕事に向かおう!人柄を磨こう!」と背筋が伸びた朝でした。


免疫力をアップのためにビタミンCを摂ろうと、みかんを買いに直売所へ行きました。

売り場には何種類ものみかんがズラリ。見た目的にも価格的にも同じようなみかんたち。袋にはそれぞれの生産者さんの名前が書かれています。

 

みかんが欲しくて欲しくて売り場に行ったのですが、「どれを選んだらいいものか…」としばらく立ち尽くしてしまいました。

 

私は素人なので、美味しいみかんの見極め方など知らないので、なんとな〜く直感で多くの中から1袋を選びました。

 

もしもあの時、隣のみかんが「今年は特に美味しくできました!」とか「一生懸命育てました」など、たった一言でいいから書いてあったら、確実にそちらを選んでいました。

 

それがチラシの裏紙でもいいし、適当なペンでもいいから、たった一言あったなら…。

買って帰ったみかんは、テーブルの上の小さなカゴに入れて、外袋は捨てました。

 

夕食の後に何気なくみかんを食べたら、美味しい!でも、外袋に貼られたバーコードの下に小さく書いてあった生産者さんの名前は、残念ながら袋を捨ててしまったのでわかりません。わざわざゴミの中から拾って確認もしませんでした。

 

もしも不器用なイラストでもいいから描かれていて、「まっす〜おばあの甘いみかん」など印象的なネーミングがついていたら、記憶に残って次回も選んでいたかもしれません。

 

チャンスはいろんなところにあるんですよね。できる範囲内のちょっとしたことでもいいから、とにかく伝えようとすることがまずは大切です!!