この仕事を始めたころ、コンペのお知らせをいただいたことが何度かあるんだけど、時間と労力がもったいないので、すべてお断りしました。

 

 

某メディアでPOPの特集として出演依頼をいただいたときも、私のPOPの基本的な考え方(POPは作品づくりじゃない。上手に書くのが目的じゃない。宣伝ではなく口コミとしてのPOPが大事。など)を伝えた上で、考えが一致しなければゴメンナサイしたこともありました。

 

日々のブログの中でこうした想いや、私のセミナーの様子などを発信しているので、新規のお客さんでもミスマッチはほぼゼロですが、時々お問い合わせ時に「私のことを知っているかな?」と思うときは、私の大事な考えを伝えるようにしています。

 

すべての人にお客さんになってもらいたい!

すべてのお客さんに満足してもらおう!

 

この考えはミスマッチのお客さんも集めてお互いの不幸を招くと思っているので、無理にガツガツいくことは一切ありません。

私のエネルギーは、私だからって依頼してくれているお客さんに全部注ぎたいんです!

 

こんな風に考えて行動してきた結果、本当にいいお客さんに恵まれて、ストレスなく「たのしごと」しています♪

 

最近も、私だからとご依頼いただいたお客さんとの打ち合わせをしましたが、めちゃくちゃ楽しいことになりそうでワクワクしています!

もしも今、ミスマッチなお客さんにストレスを抱えているのなら、たのしごとをしたいのなら、まずは他の人(同業他社)にはない自分だけの魅力をしっかり認識して磨き続け、発信し続けましょう。

 

そして、それを求めるお客さんだけに、全力で応えていきましょう!仕事が変わりますよ!


源泉舘さんのブログは2日連続のトイレネタは必見ですよ〜。あ、トイレと言っても、トイレに貼ってあるPOPの話です。⇒「POPの話」「お勧めの一品

 

私はだいたい月イチで源泉舘さんへ行って、お客さんがコーヒーを飲んだり新聞を読んだりするロビーでPOPなどのお手伝いをさせていただくんですが、先日こんなことがありました。

お客さんから「お手洗いはどこですか?」と聞かれ(すっかり私もスタッフの一部になっています。笑)、「階段上がってすぐですよー」と伝えて約3分後・・・お手洗いから戻ってきたお客さんから「〝あの〟椎茸どこですか?」と質問が。

 

すぐにピ〜ンときて、「こちらですよ〜!」と椎茸売り場をご案内しました。源泉舘さんのブログで紹介されているように、女性のお手洗いには椎茸のPOPが貼ってあるんです♪

一つの商品をココまで伝えよう!旅館のお土産売り場の手書きPOPの秘密

 

続いてお客さんに「ご自宅用ですか?」と質問して、「それなら不揃いのものや、お料理に便利なカットされているタイプもお得でいいですよ〜」とご案内。

POPを書く時に、種類別に比較したり、女将さんと「料理に使うにはバラバラも便利だよね〜」と会話したので、こうして接客にも活かせます!

POPを書くことでお客さんに興味を持ってもらったり、欲しいと思ってもらえるだけでなく、POPを書いた本人は確実に商品知識が身につくし、商品に興味が湧くんですよね〜。実際、私は源泉舘さんのお土産品なら、全部語れるし、この椎茸もPOPを書きながら欲しくなって買って帰りました。

 

新入社員やアルバイトさんなどに商品知識を身につけてもらったり、自分の扱う商品を好きになってもらうためにも、手書きPOPを活用していくことがおすすめですよ〜!

 

アルバイトといえば、毎日新商品登場する某コンビニでバイトをしている「あの人」は、POPに加えてブログでも毎日食レポしています。

コンビニ行くならこういう詳しい人、商品大好きな人のいるお店で買い物したいな〜と思いますよね。GWにプチ帰省していたときに、「あの人」のこのブログを見て、実家みんなで「とろ生カスタードプリン」にハマりました。

 

先日も、諏訪のセミナー参加者さんたちでこのブログが話題になり、ついつい買ってしまうという人が続出したくらい、影響力があるんですねぇ〜。食べた感想より前置きの方が長いのに、なぜか影響力があるんです…。笑

 

とにかく、POPをまったく書かないお店は、商品に無関心オーラが出てしまいます。下手でも不器用でも、POPを書いて売り場に出してみれば、自分が思っている以上に反応があるものです!まずはやってみましょう♪


数日前に購入した靴が70%オフになっていて衝撃を受けたことのある私。

どうしてでしょうね?定価(=普通の値段)で買ったのに、「損をした気分」になってしまいました。それに、親切に接客してくれたスタッフさんに「やられたー!」という気持ちに。

 

それ以来、「損をしたくしたくない」という思いから、よく値下げするお店は避けるようになりました。当然、苦い思いをしたそのお店はそれ以降行っていません。

それから、「3倍ポイント」じゃない日の買い物も、なんだか損した気分になっちゃうんですよねぇぇ〜。

 

逆に、値段がいつも同じお店、極端なセールを行なわないお店では、いつでも安心して買い物を楽しむことができるんですよね〜。

買い物するたびに「勝つか、負けるか」なんて駆け引きしていたら疲れてしまうし、お店とお客さんの間にいい関係なんて築けません。

 

欲しいのは値下げじゃなくて、いつもの安心かもしれません。少なくとも、私はそうです。

 

安易な値下げをする前に、本当に必要な値下げかどうか、よーーーく考えましょうね♪