先日、久々に旦那とゆっくりと深夜のファミレスでお茶を飲みました。旦那はウェブサイト制作やデザインの仕事をしています。実は、すごはんのこのブログも、旦那につくってもらいました。

 

それで、あるお店のウェブのデザインについて会話していたら、おもしろい話を聞きました。

 

今はおよそ8割の人がスマホからサイトを閲覧していて、パソコンでは2割くらいの人しか見ていないらしい。

 

実際に私のブログのアクセス解析をしてみると、こんな感じ。

私のサイトは、仕事に直結する内容なので、職場からの閲覧が多くパソコン率も高めだと考えられます。それなのに、パソコンは3割を切っています。モバイルとタブレット合わせると、72%もの人がスマホ用の画面を見ていることになります!

 

B to C(お店 対 お客さん)のお店なら、これよりずっとスマホ+タブレット率が高くなることが推測できますね。

 

で、ここからが問題!

 

旦那は、いろんな会社やお店のサイトを制作して、デザインなどのやりとりをしている中で、相手は職場のパソコンから自分のサイトの見え方を確認するそうです。

それで、「もっと綺麗な写真を入れたい!」と解像度の高い画像を希望されたり、パソコン画面で見てかっこいいデザインや、パソコン画面上で便利なメニューを希望されることが多いんだそう。

 

確かに大きな画面のパソコンで確認すれば、解像度が高い画像ほど美しい見た目になるかもしれませんが、このサイトをスマホで開こうとすると、データの重い画面は開くのに時間がかかってしまいます。

 

スマホでサクサク進められないのは相当なストレスになりますよね。パケット通信量も増えてしまうし、「好かれないサイト」になるでしょう。

 

サイト構成も同様。パソコンの画面だけを見て考えていたら、スマホでは操作しづらい「8割の閲覧者」に嫌われるサイトになってしまうので、注意が必要です。

旦那はその都度、スマホから見る人の方が多いから、スマホから確認して欲しい、パソコンではなくスマホでの画面構成をメインに考えてサイトづくりをしようと伝えるそうですが、やはり多くのクライアントさんは長年の癖で、職場のパソコンでメールを開き、そのままパソコンの画面で見て、パソコン画面をメインに考えた要望を伝えられるそうで、これには根気強く伝え続けないといけないらしいです。

 

 

でも・・・穏やかな旦那とは違うので、私はこの場でズバッと言ってしまいます!笑

 

パソコンでサイト構成を考えて、おまけ的にスマホ画面が付いてくるような時代は終わりました。

 

パソコンではなく、スマホ画面をメインに考えてサイトづくりをしないと、8割の人にとって使い勝手の悪い、わかりにくい、サイトを開くのに時間がかかっていちいちストレスになる、そんな時代遅れなサイトになってしまいます。

 

 

これからウェブサイトを立ち上げる人はぜひスマホ利用者のことをメインに考えたサイトづくりをしてくださいね〜!

 

あ、それから、「うちのサイトは友達にお願いしているから」というお店や会社の多くは、それ、本当に販促物として機能しているのだろうか・・・?と思えるようなサイトというパターンが多いです。

 

10年前から「知り合いにリニューアルをお願いしている」と言い続けてまったく変わらない画面の会社や、「友達に片手間で安くやってもらっているから、いろいろお願いするのは気がひける」と変更したい部分を我慢していたり、スマホ対応になっていなかったり。本当にもったいないな〜と思います。

 

友達に気を使って、もしくは、自分の販促費を浮かせようと思って、そうしているのかもしれません。でも、680円のラーメン一杯食べるのにもスマホで検索して行くかどうか決める今の時代に、自社のウェブサイトで必要な情報が届けられていないのって・・・逆に大損しているかもしれません。

 

だから、声を大にして言わせてください!

 

そこ、ケチるところじゃありませんよ!!

 

知り合いに頼んで後々気を使うくらいなら、お金をしっかりお支払いして、要望を伝えられるプロに頼んだ方がいいのではないでしょうか。

 

私は、旦那にきっちり正規料金を支払って、仕事としてこのブログをつくってもらいました。

 

すごく、すごく、すごく大事な販促物だから、本気で取り組みましょうね〜!!

こちらの記事も!

スマホ用ウェブサイトをつくる前に知っておくべき5つのこと


年間約100回講習会をしていますが、中でも印象に残っているのが、帯広の雇用促進のために開催した、ディスプレイ講座。後にも先にも、あの日だけしか開催していない講座です。

 

ディスプレイって「並べ方」を想像しますよね。でも、どんなに綺麗に並べても商品の魅力がわからなかったら、選んでもらえません。

 

私にご依頼いただいたからには、ただ綺麗に並べる方法を伝えてもしょうがない。ということで、こんな無茶振り講座を行なったのです。

この、商品の魅力が全く伝わらない売り場を、思わず立ち止まって商品を手にとってしまう、商品が欲しくなる売り場に変身させて!

商品といっても、開発途中のサンプル品や手元にあった文具など。これを、各グループにランダムに振り分けて、4人の仲間で協力して魅力伝わる売り方にしてもらうことにしました。

たまたま同じテーブルに居合わせたメンバーが、初めて見る商品の良さを調べ、どう表現するか考えて、考えて、考えて。

 

結果、企画した私の想像を遥かに超える、素晴らしいディスプレイが完成したんです!

POPの書き方を詳しく紹介したわけではないし、道具だって限られたものしかありませんでした。それなのに、知恵と行動力で、こんな楽しい売り場に大変身!

当時のブログで詳しく紹介しているので、ぜひ見てみてください!

すごいアイデア連発!値下げせずにちょっとした工夫で、売れる売場に大変身セミナー

 

この講座で一番感動したのは、仲間同士で得意分野を持ち寄って、誰も手を休めることなく協力し合い、一つの目標に向かって成し遂げたこと。みている私も本っっ当〜に楽しい時間でした。

 

過去写真を見返していて、素敵な記憶が蘇りました♪

 


源泉舘さんの宿泊部屋の冷蔵庫には、スゴイものが入っているんです。

全国一のワインどころ山梨県内でも、入手できるお店は限られていて、ネットでも完売になっている、勝沼醸造さんのクラレーザとクランが普通に売られているんです。

 

ちなみに、クラレーザは、JAL国際線のファーストクラスで採用された白ワインとして有名で、私が以前勤めていた会社では、社長同士の繋がりがあったので入手でき、100周年の式典で特別に振舞われたくらい貴重なワイン。

赤ワインのクランも、全国に多くのファンがいる人気者です。私は赤ワインが苦手なのであまり詳しくないのですが、「ミディアムボディ」といって、味のバランスも良く、とても飲みやすいんだそう。

 

さて、こうして冷蔵庫に並んでいても、お客さんにとっては単なる白ワインと赤ワインですね。

 

以前、源泉舘の社長や女将さんが勝沼醸造の社長さんに直接テイスティングさせてもらい、源泉舘の夕食(和食)にもピッタリなその味を気に入って、ここに並んでいることなんて、お客さんは知る由もありません。

 

そこで、冷蔵庫用のPOPをつくることに!

冷蔵庫の上のグラスケースの上が、ちょうど目線の高さの空きスペースになっていたので、ここに置き型POPをつくりました。

 

冷蔵庫の数だけPOPが必要なので、カラーコピーしてラミネートして一つ一つ手作りしていきます。

こうして完成〜!これなら、「何だろう?」と目がいって、ワインに興味のある方なら読んでくれるはず♪

じっくり読みたい人のために、手で持って目元に近づけられるように、固定せずにただ置けるように自立するPOPにしました。

裏側はこんな感じです。余ったラミネートフィルムと両面テープを活用。

お客さんの反応が楽しみです♪