POPセミナーの実践中、質問がなければ私も一緒にPOPをつくります。すきま時間で作業するので凝ったものはできませんが、参加者さんに混ざってつくっています。

先日は実際にPanasonicのお掃除ロボット「ルーロ」を使っている、でんき屋さんの奥様の話を伺って、こんなPOPをつくりました。

 

私のセミナーでは「センスではなくて、覚えるもの!」ということを繰り返しお伝えしていますが、このPOPを見た方から「やっぱりセンスだよね」と言われました。笑

ちなみに、このイラストはぐうたらリラックスしている様子を伝えるために、フェイスマスクをしているんですが、これは過去にこんなPOPを描いたことがあるので、描けました。

そして、髪の毛をヘアバンドでとめるイラストなんですが、ずーーっと前、源泉舘さんの売り場にまだPOPが全然ついていなかったくらい前に、遡ります。

源泉舘オリジナル化粧水&美容液のPOPを書いた時に、髪をタオルでとめるイラストを、Googleで画像検索をして出てきたものを参考に描きました。これを簡略化して、ヘアバンドでとめるようにしたんです。

色はごちゃごちゃ使っているし、アンダーラインも全部入れているから、読みづらいし「プル肌」とかいかにも宣伝っぽい言葉が、宣伝っぽい文字で書いています!笑

そういうことに、7年かけてゆっくりゆっくり気づいていきました。その私の7年間での気づきを、たったの4時間で伝えるために、POPセミナーをつくりました。(なんだか英会話のスピー◯ラーニングのCMみたい!笑)

 

どこでPOPを勉強したんですか?って言われるけど、その答えは「現場」です。源泉舘さんで2011年からずーーっとPOPを描き続けているから、そこで学ばせてもらえたんです。そして、この学びは現在進行形☆

 

それから、普段、買い物をするとき、飲食店で食事をするとき、常に「伝え方」をみています。「いいな」と思えるもの、「もっとこう伝えた方がいいのに」と思うもの。それが私の教科書です。

本を読むより参考になる!?キャッチコピーのヒントはココで見つかる!

 

なんでもイキナリできるようになっているわけじゃなくて、完全に経験の積み重ねです。

 

最近は「仕事は楽しくやるもの」という風潮で、これにはもちろん私も大賛成!でも、「楽しい」=「ラク」は違うと私は考えています。「コツコツ続ける」って大事です!

 

イキナリ完成形を見て「無理無理!」というのでは何もプラスにならないので、「完成形」を分解して、真似できるポイントを探していけば、すべてのものがヒントになるし、それをもとに行動していけば、プラスになります!

 

だから、「結局センスでしょ?」の一言で「自分には無理だもん」という言い訳をつくってラクをせずに、お客さんに喜んでもらいながら、お店の利益にもつながる販促をしませんか。

 

不安な気持ちは、私も7年前にそうだったからわかります!自分のお店に下手なPOPを貼るならまだしも、源泉舘という「お客さん」の売り場に貼るPOPを書かなきゃいけないんだから、そりゃ〜もうプレッシャーでした!

私のPOPってどうしてこんなに下手なの?と思っているあなたへ

 

でも、継続すれば、いやでも書けるようになるから大丈夫!あとは、あまり上手すぎると「いかにも」な宣伝POPになってしまうので、それだけ気をつけてください。

 

POPは「作品」ではないので、筆文字などあまりテクニックに走りすぎるのも、お客さんからしたら読みづらいPOPになってしまうので要注意。

 

長くなりましたが、まぁ、そんなにムズカシク考えず、お客さんに伝えたい想いがあるなら、不器用だって何だって、伝えればいいだけです!あなたの「たのしごと」を応援していま〜す!!


私の著書『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』の中でも特に人気なのがこちらのPOP!

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ちょいとわかりづらいかもしれませんが、本やふきだしが飛び出している、「立体POP」です♪

 

今回は、パナソニックさんの人気商品、超軽量の紙パック式掃除機のPOPを実際につくりながら、立体POPができるまでを超わかりやすく紹介しますよ〜!

まずは、誰にどのように役立つ商品なのか考えます。・・・考えますっていうより、実際に買ってくれたお客さんの声を聴くといいですね。

 

「そういえば、重いものが持てないおばあちゃんが、〈この掃除機は軽いから、階段掃除をするのに楽チンだわ♪〉って言っていたなぁ」ということを思い出したら、さっそくPOPづくりスタート!

こんな感じでPOPを書いてみました!掃除機のカタログの表紙に載っていた写真をチョキチョキ切り抜いて、別の紙に描いた「手」を付けて、掃除機を持っているようにしています。

 

上の写真のように、POP本体と掃除機のパーツは、別々にラミネートしましょう。

 

ラミネートし終えたら、ラミネートの端っこなどに「余った部分」が出ますよね。普段はゴミとして捨ててしまう部分を再利用しちゃいます!

 

さぁ、ここからはわかりやすいように図にしてみたので、参考にしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして完成した「土台」をパーツに取り付けます。

ちなみに「土台」を横から見るとこんな感じ↓  この立体の土台ですが、平べったい方が両面テープで固定できる面積も大きく、安定感があります。

はい、できましたね!で、あとは、POP本体に取り付ければ完成!

おばあちゃんが片手で掃除機を持ち上げている様子が、よぉ〜く伝わりますよね!目立つこと間違いなしの立体POP!楽しいので、ぜひやってみてくださいね!

 

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販促物づくりのヒントが欲しかったら、本を読むのもいいんですが、まずは本屋さんに行くことをお勧めします!

本屋さんへ行くと、本がズラーーっと並んでいますよね。その中で、実際に本選びをしてみてください。おもしろそうな本はないかな?って。

 

その中で、思わず手にとってしまった本、気になった本のタイトルを分析してみましょう。そこに「気になる言葉のヒント」が隠されているんです。

 

例えば、こちらの本。右側の本のタイトルに注目してみてください。

問題解決の本がいろいろと並んでいますが、「10歳でもわかる」と書かれていると、簡単そうなイメージを持つことができて、手に取りやすくなりますね。

そのお隣の『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』というタイトルは、その文字を見た人が思わず身近な「あの人」を想像してしまうでしょう。

 

このように、本のタイトルにはいろんなヒントが隠されているんです。

 

それから、下の本も見てみましょう。売れている本、注目されている本のタイトルの共通点を探してみることでも、キャッチコピーや伝え方のヒントが見つかります。

さぁ、こちらの2冊の共通点は何でしょう?

 

--それは「かぎかっこ」ですね。そもそも、人ってまずは文字を「読む」のではなく、「見る」んです。

 

そんな中で、ポイントとなる文字を「」で目立たせることで、パッと注目を集めることができるし、そのあと全体を読んだ際に「強調」して伝えることができますね。

 

かぎかっこ内の文字の形(フォント)や文字サイズを変えて、強調している点にも注目です。この方法は、チラシやPOPなどの販促物にもすぐに取り入れられますよね!

ほら、上の本の「」も思わず注目してしまいませんか?

 

それから、明日香出版社さんのタイトルの付け方は参考になりますよ。

『あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール』というように、「あたりまえだけどなかなかできない」という言いまわしや、「33歳」という絶妙な年齢。うーん、気になりますよね。

 

それから、これまた明日香出版社さんの中でも人気シリーズのタイトル『30代で必ずはじめること、やめること』『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』にもヒントが。

『すぐやる人の習慣』というように、一方だけを取り上げるタイトルよりも、「やれない人」という真逆の習慣も知れた方が、より参考になりそうですよね。本当にタイトルっておもしろい!

 

ちなみに、私が思わず注目して手にとってしまった本はこちら。

『先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!』どんな本なのか、タイトルだけでもなんとなくイメージすることができる、いい伝え方ですね。

 

ネットで何でも買える便利な時代ですが、本屋さんに行けば、目的買いすることが多いネットでは出会うことができない一冊に興味を持つことができ、そこでのヒントをたくさん手に入れることができます。

 

本のタイトルからヒントをもらって、今日のブログのタイトルを考えてみました。

 

本は書店で買いなさい

なぜ販促のプロは「書店」で本を買うのか

今日から使える!一生使える!キャッチフレーズのつくり方

社長、本屋さんに行ったら売れるキャッチコピーがつくれました!

 

こんな感じかな。おもしろい♪

 

ということで、まずは本屋さんに行ってみて欲しいので、紹介した書籍にはあえてリンクを貼っていません!ぜひ売り場で、見て触れて感じてくださいね〜!