「人材・人財」「在庫・罪庫」など、その文字に意味を込めて言葉を綴ることができるから、選択肢の多い日本語っておもしろいですよね。

 

私が「すごはん」「たのしごと」をひらがなにしたのにも理由があって、漢字だと「硬い・難しい・強い」そんなイメージがあります。

なので、「やわらか・かんたん・やさしい」印象の、ひらがなにしているんです。

 

確かに漢字の方が伝わりやすいので、よく「すごはんは、ご飯屋さん?」と言われるんですが、それもまた初対面の方との会話のネタになっているのでお気に入りです。

 

「たのしごと」に関しては、「楽仕事」「楽しごと」では「ラク」と捉えられてしまう可能性があり、これでは本質がズレてしまうので、ひらがなにしています。

 

 

それから、意識的に使い分けている文字ひとつに「思・想」があります。

「子猫が可愛いと思った」「友達を想ってプレゼントを選んだ」といった使い分けをしています。頭と心を使って深く「おもう」ときには「想」を使っています。

 

月刊 商業界は「お客さま」、月刊 商工会は「お客様」と統一しているので、できるだけ編集者さんの手間にならないように、執筆の際はその出版物がどの文字を使うのかチェックしています。

 

でも、効果的に伝えるため、その言葉をあえて使いたい場合もあるので、そんなときは〝〟を使って強調したり、あえてその文字を使う意図を編集者さんに伝えることもあります。

たかが一文字。されど一文字。100人が見たら、たった数人しか気づかないかもしれません。

 

だけど、そういう部分を共有できる人は、すごく想いがあるんだなっていうことがお互いにわかるし、文字も自分らしさや世界観をつくる大切な情報の一部。一文字一文字を、これからも大切にしていきいたいな。

 

そういうことを考えると、本当に日本語っておもしろいし、日本語が愛おしい!

 

・・・文字の話しをし始めると、フォント(字体)のことも伝えたくなるんですが、長くなるのでまたの機会に。


「アクセス数がまったくアップしない!」「ブログをもう5年もやっているけど、全然反応がないの!」そんな方のために、今日のブログを書きました。

「アクセス解析」をしていますか?

 

自分のブログの中で、どの記事が一番読まれているか知っていますか?どんな言葉で検索して自分のブログに辿りついてくれたのか知っていますか?

 

アクセス解析を一切行なわずに、ブログ記事を日々更新していくことは、お客さんの好みも、そもそもどんなお客さんが来店してくれたのかも知らず、どの商品が売れているかわからないまま、闇雲に商品を仕入れて売っているようなものです。

 

ブログを書く前に、相手がどんな情報を欲しているのか調べなければ、ブログのネタだってわかりませんよね。

 

アクセス解析をすると、おもしろいことが見えてきます。例えば、私の最近のブログの検索ワードを調べてみると、こんな情報が出てきました。

販促物づくりに困って検索して、私のブログに辿りついていることがわかりますね。この検索ワードは、ブログを書く際にこのように役立てることができます。

 

検索キーワードで見つけてもらいやすく、求められている記事が書ける、一番簡単な方法を紹介しますね。

「パン屋さん ポップ」で検索している人が多いことがアクセス解析でわかったので、

 

簡単に書ける!パン屋さんのポップ

【事例満載!】思わず欲しくなるパン屋さんのポップ

 

というタイトルでブログ記事を書けばいいんです。単純に、検索ワードをつなぎ合わせた文章を、タイトルにしているだけです。

 

もし、いつも「POP」と表記していたら、「ポップ」と相手の言葉に合わせることも大切ですね。

 

アクセス数をアップさせたいなら、まずは相手を知ること。さぁ、さっそくアクセス解析をしてみましょう!

ちなみに、アメブロをお使いの方は、アクセス解析の「検索ワード」機能が終了したようなので、「Googleアナリティクス」というアクセス解析のサービスを活用されることをおすすめします!

 

「Webのことなんてよくわからない!」という方は、検索してわかりやすく解説しているサイトを参考にするか、プロにお願いしましょうね〜。

 

ブログを販促ツールとして活用するなら、アクセス解析をしっかりやらなきゃ「損」というか、「ありえない!」くらいの気持ちでやってみるといいと思います☆

それと、とてもシンプルな方法ですが、ついつい毎日読んでしまうブログ(同業者ではなく、いち個人として読んでいるもの)を、改めて「どうしてこの人・お店のブログを読んでしまうのか、分析してみましょう。

 

「写真がきれいだな」「文章が読みやすいな」「難しい言葉を使っていないな」などなど、読みたくなるヒントがきっと見つかるはず。その要素を真似させてもらいましょう!


ブログ読者さんのいつもの仕事が「たのしごと(楽しい仕事)」に変わる、販促のお役立ちネタを発信していこう!

そう思ってスタートした2011年のブログ。紆余曲折ありました。当時、アメブロをしていたんですが、嬉しくないコメントをいただいたこともありました。

 

まだか弱かったあの頃の私は、そんなことでメソメソ一日中悩みました(笑) リンガーハットのちゃんぽんを食べながら、知らない誰かのコメントのことを、泣きながら旦那に相談したことを今でもよく覚えています。

・・・ちなみに、旦那のアドバイスは「気にしちょ!」(甲州弁で「気にするな」)でした。笑

 

ブログを毎日、一年間書き続けたとき、「いつもためになる情報をありがとう!」「まっす〜のおかげで〝たのしごと〟できてるよ」そんな風に言ってくださる方が増えてきました。

 

ただ、一年間毎日書き続けているのに、売上げ(利益)には繋がっていませんでした。私の中で妙な確信があったから、利益にならないからって、決して辞めようとは思いませんでしたけどね。

 

そうして、ブログ開始から1年半が経ったある日、知らない携帯メールアドレスからセミナーのお問い合わせが届きました。

その後、数回のメールのやりとりを経て、先方のパソコンのアドレスから正式なご依頼メールをいただきました。それは、なんと、誰もが知る大企業さんでした。ちなみに、この企業さんでは今でも毎年、社内研修のご依頼をいただいています。

 

そのお問い合わせから、不思議なくらい立て続けにご依頼をいただくようになりました。それは今日まで途切れることなく続いていて、そのすべてが、私のブログをずっと読み続けてくださっている読者さんだったのです。

 

そして、最初にご連絡をいただいた企業の担当者さんの話しを伺うと、私のブログを一年くらいずーっと読み続けているそうで、今回、社内研修の機会があったから、真っ先に顔が浮かんだ私に連絡をくださったそうです。

もしも、私が一年ブログを継続したところで、「仕事に繋がらないから辞めよ〜」って投げ出してしまったら、私のブログを読み続けてくれていた人たちは「あ、この人辞めたんだ」って記憶からブログも、私自身のことも削除していたでしょう。

 

誰しも、今日ブログを読んで、明日お店に来てくれたり、仕事の依頼をくれるわけではありません。「タイミング」が合ったときに、「そうだ!いつもの〝あの人〟に!」と初めて行動してくれるんです。

 

だから、投げ出さずに、信じて続けることが大切だということを、私は誰よりもよく知っています。

ありがたいことに、昨日も一昨日も、何件も新規のお問い合わせがありました。どなたも、私のブログをみてくださっている方々です。毎日そうしたご連絡をいただき続けて、今では半年後のスケジュールまでお仕事がいっぱいです。

 

もしも、あの日ブログを途中で辞めていたら、今いるお客さんとは出会えていませんでした。そして、今日このブログを読んでくれているあなたにも会えていませんでした。

 

積み重ねたものは、無駄ではありません。大丈夫です、信じて続けましょう!