POPはそれまでその商品のことをまったく知らなかったお客さんに「こんな商品あったんだ!へぇ、良さそうだな」と気づいてもらうキッカケになるんです。

 

例えば、三朝に行って「三朝にお越しならコレ!!」とPOPに書いてあったら、何だろう?と気になりますよね。

辛い物好きがこんなPOPを見たら、気になって気になって、食べたくなっちゃいますよね。

こんなPOPを見たら、どんな長芋だろう?と興味津々になっちゃいますよね!!

野菜嫌いな子どもの親なら、激しく反応しちゃいますよね!私も気になっちゃった!

んん!?と気になって、POPを全部読んじゃうし、気になって買っちゃいますよね!ちなみに私、小学生時代に好きな食べ物は「チャンジャ」と答えていました。笑

POPは、それまでその商品に興味がなかった人でも、「え、何だろう?」と興味を持つキッカケになるんです。

 

だけど、そのためには必ずキャッチコピーから先に書きましょう!商品名を最初にデカデカと書いてしまうと・・・

 

「あ、化粧水はこの前買ったところだし」「鍋スープ?今日はお鍋食べたくないし」「ネバリスター…??」というように、よほどその商品が気になっている人でないと、POPを読んでもらえなくなってしまいます。

 

キャッチコピーを先に目にするから「どういうことだろう?」「へぇ、何だろう?」と気になってPOPを読んでもらえるのです!

 

まずはキャッチコピー!これがPOPの基本です♪


「旅館やホテルのお土産品なんて、とりあえずあるだけで、別に売店の売上げの期待なんてしていないよ」「昔と違って、今時お土産品なんてそんなに売れるもんじゃない」

 

そんな宿泊施設や観光関連施設が多いんじゃないかと思います。でもね・・・

 

それは大きな間違いです!

出張先で電車からから降りたら先ず向かうのは駅のお土産品売り場。そのほとんどが「超もったいない」売り場です。

 

仕事柄、いろんな観光地に行きますが、ほとんどが「超もったい」売り場です。

 

お土産品の外装すら、商品の魅力を伝える言葉がないものがほとんど。売り場には商品名と値段だけ。これでは、その商品にどんな魅力があるのかわかるはずありません。

 

お客さんは、商品を買わないんじゃない。

その商品の魅力を知らないから、買えないんです。

 

 

私のセミナーに参加してくれた人ならよくわかってくれていると思うんですが、旅費と講習費を払っても、実践し続けてくれればすぐに元が取れますよ。

 

センスがなくても、字が下手でも、絵が描けなくても大丈夫です。決して騙しませんけど、騙されたと思って、来てください。本当に。

11/1にコラボセミナーをさせていただく松野恵介さんは、様々な企業や地域に引っ張りだこでご活躍されている方。

 

しかも、温泉街活性化のための様々な生きた事例を持っているので、このコラボセミナーには観光系の方々には特に来て欲しいなぁ。

 

以前、こんなことがありました。

 

ある小さな旅館さんがPOPセミナーに参加してくれて、その後の売上げがビックリするくらいアップして、その話を聞いた周辺の旅館やホテルが次のセミナーにはこぞって参加してくれました。

 

でも普通、そんなタイミングよく次の機会はないので、ちょっとでも興味があったら思い切って参加してくださいね♪ 後悔させませんからっ!

 

その商品が完成するまでに、いろんな人の知恵が、想いが、愛が込められているのに。意味があるのに。魅力があるのに。それなのに、商品名と値段だけしか表示されずに並んでいる…。そんな愛のない売り場って悲しいです。

 

お客さんだって、ワクワクしながらお土産品売り場に来るのに、欲しいものがない(魅力的なものが見つからない)と、テンションを下げてお店を出て行く。そんなのって、めちゃくちゃ悲しいです。

 

そして何より、私は商品が売れるようになる方法を知っているのに、それをまだまだ全然世の中に届けられていないことが悔しい!!

もし、セミナーに行くのに躊躇しているなら、温泉を楽しみつつ、山梨県の古湯坊源泉舘さんに泊まりに行ってみてください。⇒源泉舘宿泊はこちらから!

 

いちお客さんとして、売店にPOPがあるってどういうことなのか、よーーーく実感できるはずです。

 

POPのチカラをまだ知らない、売店商品が売り方次第でめちゃくちゃ売れることをまだ知らないお店が、このブログにたどり着いてくれることを信じて、発信し続けます!!

 

この記事もぜひ読んで欲しいな!

素晴らしい商品があるからといって売れるわけではない

 


仕事の資料で必要になったので、写真データを漁っていたら、こんな一枚が出てきました。

ほうほう、これはこの前書いたPOPだったっけ?と思い、日付を確認したら2016年の9月26日!なんと1年前のPOPでした。

 

そういえば、この前はこのPOPをつくったんだっ!

明和産業のおもしろ装置を使ってお土産品POPを進化させてみた

 

最近、本当に記憶があやふやで、昨日の出来事すらはるか昔のことのように思えるんですよね。汗

 

私の記憶、大丈夫かな?と不安になり、2年前、3年前の源泉舘さんでお手伝いしたPOP写真を見てみることに。

 

2015年9月は、「あんこ屋 野中さん」の手作りぜんざいの販売をスタートして、売上も順調だったので、こんなPOPをつくったんでした!

これはお手洗い用のPOPで、こんな風に用を足しながら、じっくり読めるようになっています♪

トイレPOPのポイントを知りたい方は、こちらの記事を読んでくださいね。

 

ちなみに、売り場にはこんなPOPをつけました。「本当にあった美味しい話」という部分にお客さんのエピソードを入れてあるのが特徴です!

それから、秋の始まりということで、POPをデコレーションする「POPデコパーツ」をつくりました。POPの隅っこに貼るだけで、簡単に季節感を出せる便利なアイテムです。

2014年の10月は、筆ペンを使って味のあるPOPを積極的につくっていました。

なかとみの和紙折り紙に、ちぎった白いコピー用紙を重ねて、筆ペンで文字を書けば、味のある和風POPができるんです!

イラストも筆ペンで描くといい感じですね♪ 和紙を使った和風POPが詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね!

 

こうして見てみると、一枚一枚のPOPに思い出があるし、想いが詰まっているんですよね〜。

 

たまには過去の写真データを見てみるのも楽しいな〜と思いつつ、自分の記憶力はなんとかまだ大丈夫だったことに安心しましたとさ。笑