「販促シナリオ」は、私がずーーっと大切にしてきている考え方で、販促をする上で知っておかなければならないもの。今日のブログでは、そんな「販促シナリオ」についてわかりやすく説明します。

 

わかりやすく、お洋服屋さんの例で。このお店は外から見えるように、お洋服のコーディネートをこマメに変えて、ディスプレイに力を入れています。

ウインドウディスプレイは、車がよく通る道路に面していて、信号待ちの運転手が暇つぶしによく目にしています。

 

このまま何も伝えなければ、たまたま運転手が時間に余裕があって、お店の駐車場にハンドルを切って、お店に入ってくれるのを願うしかありません。

 

そんな相手任せ、運任せにするのではなく、次の販促物を用意します。

今度は、ディスプレイの横にブラックボードを用意して、外の車の運転席からも読めるような大きな文字で、「今日のコーデは◯◯で検索」とブログの案内をします。

そして、ブログでは、今日のディスプレイの詳細や、お洋服の細部の特徴や、コーディネートのポイント、値段などを伝えます。このブログをツイッターやFacebookでシェアしてもいいですね。

もちろん、お洋服をいい感じに着こなした写真をインスタに投稿して、「コーディネートの詳細はブログをCheck!」とリンクを貼ってみます。

これでディスプレイを見て「素敵!」と思ったお客さんは、ブラックボードを見てブログの存在を知って、後ほど詳しく調べることができますね。

もしくは、ツイッターやインスタで素敵なお洋服を見つけたら、ブログで詳細情報を手に入れることができます。それで、さらにお洋服が気になったら、お店のディスプレイで実物をじっくり見ることができます。

 

このように、販促物は単発で考えるのではなく、販促物同士を繋げて考えると、とても大きな相乗効果を生み出してくれるんです!あなたの販促にも「販促シナリオ」を取り入れてみてくださいね!


社長は宇宙人。

何を言っているのかわからないし、何を考えているのか理解できません。

私が会社に勤めていた頃、自分のことよりも会社や仕事を大事にしてきました。仕事は大変だけど好きだったから。私って会社想いのいい社員だな、ってよく思っていました。笑

 

でも、社長はその比にならないくらい、会社やそこで働くスタッフやその家族、お客さん、取引先、関係者全員のことを考えているんですよね。

 

スタッフと社長。別次元を生きているわけだから、言葉が通じなくて当然なんです。スタッフは社長の頭の中がわからなくて当然なんです。

 

スタッフにとって、社長はまさに宇宙人。

 

 

社長が新しいことを始めようとすれば、社内はザワザワするし、今だって十分頑張っているのに、この上さらに仕事が増えるのか、と反発も起こります。

なんせ社長は宇宙人。その先にどんな未来を描いているのか、わかりません。その未来を否定しているんじゃないんです。わからないから、ただただ不安なんです。

 

社長が仲間たちと楽しそうに遊んでいる写真をSNSにアップして「仕事を楽しもう!」「遊んでいるようだけど、これも仕事♪」なんて言っても、意味がわかりません。

 

よかれと思った投稿で「私たちスタッフは睡眠不足で働き通しなのに、会社を留守にして何言ってるの!?」と、逆に怒りを買っているかもしれません。

社長の言葉が通じやすい、社長仲間(=宇宙人仲間)やコミュニティに向けて笑えるネタや熱い想いを発信するのは、「いいね」がいっぱいもらえるかもしれません。

 

楽しんでいる様子を伝えて、仲間からリアクションをもらえるのは、嬉しいですね。仲間と絡むのは楽しいですね。

 

でも、一番伝えるべき相手は、楽しみを共有すべきは、お客さんや一緒に働いてくれているスタッフ、取引先、関係先なんじゃないかな。

 

そして、その様子を応援してくれるのが、仲間なんじゃないかな。

 

 

なんせ社長は宇宙人。ちょっとやそっとの説明じゃ、社長の言いたいこと、考えていることは伝わりません。

 

もっと、目の前の人と膝を付き合わせて、想いを伝えないと、そして、ちゃんと相手の意見も聴かないと!

なんせ社長は宇宙人。

 

「この発信は誰に向けて、何を伝えるために?」特にブログやSNSでは発信のバランスを考えないと、一番近くにいる相手との距離がどんどん離れてしまっているかもしれません。

 

 

最近のSNSでの投稿2o件を振り返ったら、誰に向けた投稿になっていましたか?その投稿にリアクションしてくれたのは誰でしたか?

 

本やセミナーで学んできた言葉をそのまま使うんじゃなくて、もっと相手に寄り添った言葉を使わないと何も伝わりません。宇宙人と理解を深めるには時間がかかるんです。

 

SNSをしている社長さん、特に今日の投稿は、身近な人に向けて、通じる言葉で発信してみてくださいね。そして、これからも☆


販促物にスタッフさんの顔写真を入れるとき、何枚くらい写真を撮りますか?2、3枚撮って、その中から良さげな1枚を入れるだなんて、絶対にNG!

私はだいたい30枚程度、集合写真や表情が堅いとき、相手が緊張しているときには、シャッターを連打して50枚以上撮ることもあります。

 

だって、社長が写真撮るっていうから仕方なく写ったのに、「なんでこんな写真使うの!?」っていうような納得のいかない微妙な写真を使われたら、もう二度と写真撮られたくないって思いませんか?

逆に、素敵に撮れているものや、とってもいい笑顔で写っているものだったら自信を持てるし、「また撮られてもいいかも」と嬉しくなりますよね。特に相手が女性だったら、気を遣いまくりましょう!

 

SNSやブログに載せる写真も同様です。とにかくたくさん写真を撮って、その中から、自分より一緒に写っている女性がキレイに写っているものを選ぶことをオススメします。

 

それから、撮った写真は必ず明るさ調整をしましょう。顔が暗い写真ほど残念なものはありません。絶対に「顔は明るめ」です!!

それから撮影時には、カメラを構える人の後ろに、ムードメーカーに立ってもらい、モデル役のスタッフさんと会話をしてもらいます。

 

カメラだけ向けられると顔が緊張してしまいますが、ムードメーカーとの会話の途中で笑った瞬間を撮ると、とっても自然ないい写真が撮れますよ〜!

 

おふとん屋さんの手書きお便りを紹介!

 

平均年齢60歳の寝具店「ふとんの白根」のスタッフさんの写真はこうして撮りました!ちょっとした工夫でいい写真は撮れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!