私が独立当初からお世話になっているスターブランドの村尾隆介さんが「〝学ぶ〟の語源は〝真似ぶ〟」だと教えてくれました。それから、私は真似ぶことを大切にしてきました。

 

貴重な時間とお金を使って私のセミナーに来てくださった方には、一つでも多くの真似ぶものを持って帰って欲しくて、事例やノウハウをたくさん紹介しています。

 

だから、真似したり、活かしたりしてうまくいった方の喜びの声を伺うのがちゃくちゃ嬉しいです!

 

ところで、このブログでも度々書いていますが、私は「真似る」と「パクる」はまったくの別物だと思っています。(詳しくは下のブログを見てくださいね)

うまくいったよ!を循環させよう

だけど、真似とパクリの違いって一体何だろう?と改めて考えてみました。

 

相手 (お客さん)のためを想って活かすのは真似。

自分がラクをするために利用するのはパクリ。

 

要するに、「愛」があれば真似び(学び)なんですよね。思いを届ける相手への愛。それから、真似をさせてもらう相手への愛。嬉しいことに、私のまわりには愛を持った人ばかり♡

 

 

目で見て、耳で聞いて知った「誰かのうまくいった事例」も、愛のないパクリではうまくいかないでしょう。だから、このブログを読んでくれているあなたは、愛のある真似をしてくださいね♪


先日、アンケートの集め方についてお話した販促セミナーのランチタイムに、パン食べ放題のお店に行きました。

パンの美味しさと食べ放題の楽しさに、みんな大満足!そして、みんなの視線は卓上のアンケートに。そこには、結婚記念日を記入する欄が。お店からクーポンDMなどが届くのでしょう。

 

すかさず「結婚記念日だったら、もっと高級で特別感のあるところに行きたいよね!」「こういうお店は女性同士できた方が楽しいから、旦那より友達と来たいなぁ」と女性比率高めのテーブルで盛り上がりました。

 

何気ない会話ですが、これってすごいヒントですよね。このように、自分のことより他人のことになると、よく気がつくし、言いたい放題言えちゃうんです!笑

 

つい先日もこんな気づきが!ある飲食店のメニューなんですが、とてもおもしろいんです!

一番下のメニュー名にご注目!「良い塩とお高いオリーブオイルの生ハムサラダ」なんて素晴らしいネーミング!

 

ありがちなところで、こだわりの食材をどう伝えようか悩んだ挙句、ゲランドの塩とスペイン産手摘みオーガニックオリーブオイルの生ハムサラダ」なんて名前をつけたくなると思います。

 

でも、それが一体何なのか、お客さん(素人)にはまったくわからないんですよね。

 

だから単純に「良い塩」「お高いオリーブオイル」と書いてあるだけで、「お!なんだか良さそうじゃん♪」と注文したくなるんです。(この日も、実際に注文しました)

ということで、こういう何気ない部分も、「他人ごと」として友達や仲間と好き勝手に会話をすれば、様々なヒントが見つかります。

 

それを、「ところで私のお店はどうだろう?」と「自分ごと」として考えることで、「学びごと」に変わっていきます。私は毎日がそんな連続です。

 

プライベートのときこそ、学べるチャンス!自分の素直な感性に意識を向けてみてくださいね。

最後に・・・

メニューの下から3番目にも注目ですよ!(こちらも注文しました!)


山形駅のスタバで打ち合わせ。新発売のスイカのアレ(シェイクン ウォーターメロン & パッション ティーというらしい)を注文して、カウンターで待っていると・・・

黒いプレートが目につきました。

この天板には「やまがたの木」が使われています

 

こういう表示ひとつで、「スタバって全国・全世界に展開している大きい会社だけど、こうやって地元を大切にしてくれるんだなぁ」と、いいイメージに繋がりますね。

そして、カップに描かれたかわいいイラストに思わず笑顔♪ ちょっとしたひと言、ひと描きの力ってすごい!

 

私は「伝える」というお仕事をしているから、こんな風にいろんなお店の「ひと言」に目がいきます。

たったひと言で、欲しいと思える。

たったひと言で、楽しい未来をイメージできる。

たったひと言で、よし頑張ろう!って思える。

たったひと言で、優しい気持ちになれる。

たったひと言で、今日はいい一日だった、とニヤニヤして眠れる。

 

お客さんにもそうだし、友達や家族、職場の仲間、知らない人にも、優しいひと言を伝えてみませんか?

 

「今日もごはん美味しいね、ありがとう」

「少し座席を倒してもいいですか?ありがとうございます」

「◯◯さんの笑顔でお店の雰囲気が明るくなるね!ありがとう」

 

連休明け、優しい気持ちを伝染させていきましょう〜♪