お仕事をさせていただいていて、「このお客さんのためだったら、1000%の力で本気で頑張らせてもらいます!!」という方がいます。

 

共通点は、「本人が本気」だということ!

私は前職で印刷・販促会社で仕事をしていたのですが、「安く!早く!(面倒だから)お任せで!」というのが一番しょぼ〜ん…とするお客さんからの言葉でした。

 

幸い、今の仕事はすでに私の本やブログを読んでいる、本気のお客さんだけにご依頼いただいているので、私も1000%全力でお仕事させていただいています!

 

みなさんの商売でも同じことが言えるのではないでしょうか?

 

やはり本人が本気でないと、こちらも人間だから1000%の力が出しづらいし、一生懸命やっても反応が薄かったりすると、さらにしょぼーーんとなってしまいますよね。

これは、自分がお客さんの立場の時も同じで、例えば美容室に行って「あ、適当でいいで〜す」と言って、カットやスタイリングの時も興味ゼロで、最後に鏡を見せてもらっても「あ〜、私こういうのよくわかんないんで、別に大丈夫でーす」と行ったら、たぶん次からに1000%の力でカットしてもらえないでしょう。笑

 

自分がお客さんの立場のときには「本気の姿勢」を見てもらうことで、お店の方も本気で向き合ってくれます。「お金を払う側から適当でいいや」ではなく、本気を見せていきましょう!!

 

ちなみに私は馴染みの焼肉屋さんでは、毎回「仕事頑張ったご褒美に美味しい焼肉を食べにきました!!!! 」と本気度をマスターに伝えながら注文すると、めっちゃ美味しいタン元を出してくれます。笑


大好きなお寿司屋さん「堤」さんへ。このお店の大ファンになってくれた、つくばのエステサロン「アロマクゥール」の清永さんと一緒に♪

 

こんな美味しいお寿司を紹介してしまったばかりに、普通のお寿司では満足できない舌になってしまい、もう3回も遥々つくばから片道3、4時間かけて駆けつけてくれています。笑

 

今回は「山梨の人だけしか知らない貝!」と言って、小赤(サルボウガイ)を出してくれました。

堤さんでは毎回最初に出してもらう旬のおつまみの豆知識からご主人との会話が始まります。

 

この小赤は山梨での呼び名で、愛知などでとれるそうですが、なぜか山梨県民ばかりが食べているそうです。

 

前回食べてすっかりハマってしまったナマコは、日本海のものが美味しいんだとか。

ここに通っているおかげで、旬や地域などずいぶん詳しくなりました。堤さんには美味しいものを食べる楽しみもありますが、こうして「プロから学べる喜び」もあるんです!

 

これはお寿司屋さんだけでなく、どの商売をしていても同じだな〜と思います。

 

私が通っている美容室では、美容商品のラベルの見方から最新のドライヤーなどの機器のことなど教えてくれるので、すごく勉強になっているし、「よく勉強しているなぁ〜」と感心しています。

 

「自分はお客様だから偉いんだ!! 神様だ!!」という歪んだ関係性ではなく、その道のプロが先生のように教えてくれるから、尊敬や信頼の気持ちを持って、いい関係性を築くことができるんじゃないかな。

 

お客さんとの会話の中で、どんな学びの場がつくれそうかぜひ考えてみてください!プロの当たり前でも、お客さんにとっては「知らなかったすごい情報」です!

 

それにしても・・・お寿司美味しすぎたぁ。。


私は大学生時代にお洋服屋さんでアルバイトをしていました。そこは業界内でも有名なくらい教育がしっかりとしていて、ルールもたくさんありました。

 

「お声がけ」もその一つです。

 

お客さんが来店したら必ず声をかけなければならず、初めの頃、私はこれがすごく苦手でした。だって、自分がされて嫌なことだから。

どうしたものかと悩んでいたんですが、自分がお客さんの立場のときに様々な接客を受ける中で、「みんながみんな嫌な接客じゃないな〜」と気づいたんです。

 

「こちら、今日新しく入ってきたワンピースなんです〜」「残り少ない人気商品です〜」みたいな一律のお声がけは嫌ですが、普通に会話するのは楽しいし、アドバイスや様々な情報を教えてくれるのはありがたいと感じることに気がつきました。

 

そこで、私はこども服の担当だったので、お子さんの最近の様子や、お孫さんの特技などについて会話をすると、お客さんと仲良くなることができました。

 

それまで感じていたお声がけの「後ろめたさ」のようなものは一切感じなくなりました!

そういえば、ちょっと前にいつものお店に一人焼肉に行ったら、店内がめちゃ混みでマスターが一人で厨房とホールをまわし、てんやわんやで気の毒だったので、「手伝いましょうか?」と飛び入り接客をしたことがありました。

 

お客さんはみんなお店の良さをまだまだわかっていない注文(笑)だったので、私が毎回必ず食べる極上のタンとセンマイを「私の大好物でめちゃくちゃ美味しいので、またよかったら注文してくださいねー」とお客さんに紹介したら、みんな喜んで注文してお礼まで言ってくれました。

 

商品をお薦めするにも、やっぱり「人対人」の会話のように伝えることや、悪いことをしているわけではなく、いいことを教えちゃうよ♪という自信と愛情を持って伝えることが大事ですね〜!