広島でPOP&チラシセミナーを開催しました。セミナーが終わり、新幹線の中でブログを書こうとして気づいたことがあります。

 

写真を一枚も撮っていませんでした!なので、ひとまず広島で食べた牡蠣の写真でも貼っておきます。笑

 

セミナーの始まる前にサンプル用に私が作成したPOPを紹介しつつ、POPづくりが上達する3つの「しない」を紹介しますね!

 

1.マステはぐるっと一周使わない

マステの柄って結構賑やかなので、一周ぐるっと使うとちょっと柄が賑やかくなりすぎてしまいます。四方を囲むより、断然部分使いの方が、スッキリPOPも読みやすく、いい感じに仕上がります!

 

ちなみに、マステはPOP台紙と同系色を選ぶと失敗しません♪

 

2.色を足さない

色に色を重ねると、うるさくなってゴチャゴチャした印象に。読みづらそうなPOPだと敬遠されてしまいます。色画用紙を使ったら、基本的に別の色の用紙を使わないようにしましょう。

 

目立たせるなら、文字のサイズにおもいきりメリハリをつけてみましょう!

 

3.自分の頭の中だけで考えない

POPに何を書いていいのかわからない。書いてはみたけど、いまいちパッとしない。そんな時は、自分の頭の中だけで考えるのをやめましょう。

 

「この商品を選んだ理由は何ですか?」「先日購入していただいた〇〇、どんな時に役立っていますか?」そんな会話からの答えは、POPに入れたら効果抜群です!

 

以上、3つの「しない」を実践すれば、POPがさらに読みやすく、効果的な内容に進化しますよ♪


先日の静岡パナソニックさんのPOPセミナーの時に、おもしろいご相談をいただきました。

 

ドライヤー「ナノケア」がスゴイからPOPで伝えたい。ナノケアと別のドライヤーを試しに使い比べてみたら、ナノケアを使った日だけ「髪が綺麗」と褒められるの!

 

そこでPOPにこう書いたそうです。

でも、ありきたりでイマイチぱっとしないような、インパクトが薄いような、どうしたらいいのかわからない!そんなご相談をいただきました。

 

そこで私が注目したのは、「ナノケア」を使った日は褒められるけど、「別のドライヤー」を使った日は褒められないってこと。

 

そこで、こんなキャッチコピーを提案しました。

 

このドライヤーを使わない日は、褒められません!

 

商品POPに「このドライヤーを使うと褒められるんです♪」っていう言葉は普通だから、「褒められない」という文字を大きくして、違和感を演出して、POPをじっくり読んでもらおうと思ったんです。

まだ途中だけど、インパクトのあるおもしろいPOPになりそう!

 

美味しいお菓子です

楽しい本です

肌触りのいい服です

便利なレンジです

ジューシーな肉です

 

商品がいいのは当たり前で、それをそのまま伝えてもインパクトに欠けてしまいます。今回の逆の発想で考えてみるなど、ちょっとした工夫を加えて伝えてみましょう!


前の日に源泉館の女将さんがお土産に持たせてくれたチャーハンおにぎりを熱々にチンして家を出て、自販機で味噌汁を買い、始発の特急で静岡へ。

これまでお問い合わせが多かった、中部エリアのでんき屋さんのPOPセミナーが、今年からついにスタートしました!

休憩はランチの40分だけ!あとはひたすら学びと実践の時間!! それでも、後半になってくれば「もっと時間が欲しい〜!」というくらいあっという間でした。

 

そして、静岡のみなさんはとっても伝え上手でした!

「その商品を使っているシーンを明確にイメージできるように伝えてみよう」なんて話をしたんですが、こちらのPOPはまさにイメージできちゃう言葉!

1泊2日の旅行でも絶対持っていきたい!

 

売り手目線になると、どうしても「〇〇技術によって、髪の細胞まで働きかける〇〇で〜」なんて、お客さんにはサッパリわからないことを書きそうになるかもしれません。

 

でも、それを買うのはお客さん。この商品がある生活のワンシーンを描いてもらえるように伝えることが大切です。

 

いや〜レベル高かったなぁ。次回は岐阜のでんき屋さんに会いにいきます!楽しみに待っていてくださいね♪