先日に引き続き、地産地消にこだわる居酒屋・ぐらがらさんのランチ営業開始に向けて、メニューづくりのお手伝い!

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まずは、黒富士農場さんのさくら卵。どのようにつくられているのか?どんな特徴があるのか?私は一般のお客さんと同様、まったくわからないので、オーナーの司波さんにアレコレ質問しまくったり、調べたりして作成します。

 

ちなみに、左下の空きスペースには、メニューが入ります♪

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ここの鶏ちゃんたちは、とにかく愛情深く育てられていて、醗酵食品を中心とした、栄養たっぷりの有機栽培飼料を食べて、天然のミネラルウォーターをゴクゴク飲んで、放飼状態でのびのび育っています。

 

だからストレスや病気知らず、羽毛もフワッフワで美しい!こんな健康な鶏ちゃんの卵もまた美しい!黄身も白身も盛り盛りで、贅沢な卵なんですって!うーん、美味しそう!

 

これ、もし何処にも何も書かずに、普通に「卵」としか伝えていなかったら・・・単なる卵ですよね。伝えた瞬間に「特別な卵」になるのです!

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お次は、ミネラルウォーターの採取地でもある、北杜市でつくられたお米。これにも特別な栽培方法があったので、伝わりやすくイラストにしてみました。

 

大切につくられたお米を、お店では美味しく炊くための工夫をしているので、お米にお店の名前をつけて「ぐらがら米」にしてみました♪

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ぐらがらオーナーの司波さんは、すべての仕入れ先に度々足を運んで、生産者さんとのコミュニケーションを大切にしています。それは、大量生産とか儲け優先ではなく、本当に美味しくて、本当にいい野菜を食べて欲しい!という「志」を持った生産者さんから食材を仕入れたい!という想いがあるため。

 

「有機野菜」とか「安心野菜」とか、いろんな伝え方はあるけど、「志野菜」という思いきった名前にしてみました。

 

知れば知るほど、山梨県内には素晴らしい食材がたくさんあることに気付かされ、一段と山梨が好きになります☆ つくづく、魅力を見つけて発信することって楽しいなぁと思いました☆

 

どんなに特別なものでも、伝えなければ「ただの〇〇」です。さぁ、伝えましょう!

 

 


前回のブログの続き。地元産の安心できる食材にこだわった居酒屋「ぐらがら」さんのメニューづくりのお手伝いです。

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さぁ、上のメニューが現在お使いのものですが、さらに伝わりやすくするために、情報を絞ることにしました。

 

アレもコレもと欲張って伝えて、何も記憶してもらえないよりも、インパクトのある1、2個の情報だけを伝えることで、印象に残していただこうと考えたのです。

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まずは、生産者さんと、伝えたい情報のイラストを描きます。使ったのは筆ペンと、ごく普通の色鉛筆。なんとも言えない優しい温もりや、力強さが出るので好きな組み合わせです。

 

描いたイラストは、すべて線に合わせて切り取って、新しい紙に配置していきます。いきなり文字とイラストを1枚の紙に書くと、失敗したら全部書き直しになってしまうので、バラバラに書くといいですよ〜。

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ここで一手間加えて・・・

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じゃじゃん!イラストを組み合わせることで、難しそうなポーズやイラストが簡単にできちゃいました♪ 「甲州地どり」の紹介は、こんな感じになりましたよ〜!

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もう一枚は、「南アルプス放牧豚」の紹介メニューを書くことに。

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ぐらがらさんのお仕事をしていると、いろんなことを学べます。

 

例えば、肉類はコストを抑えて早く出荷するために、成長剤を使ったり、ストレスが溜まる環境で育てると、病気になりやすくなるため、抗生物質を投与されることなどなど。

 

私たちが普段食べているものって、「不自然」なものかもしれません・・・。

 

ぐらがらさんの食材は、オーナーご自身の目で動物たちが育っている環境を見て、農家さんと触れ合って、お人柄を知ることで、本当に安心できると判断したものしか扱っていないのです。

 

もちろん鶏も豚も大自然で放し飼いされているので、変な薬は一切不使用!私はぐらがらさんで何度も食事をしたことがあるのですが、自然で健康なお肉って、味も美味しいんです!

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イラストですが、こちらもやっぱり3段階で貼り合わせています!愛情込めて育てている農家さんの様子が伝わるかな? ぐらがらさんの3月7日ランチOPENに向けて、がんばるぞ〜!

 


山梨県内の生産者さんから、身体に優しい食材だけを集めた、こだわりの居酒屋「ぐらがら」さんが、3月からランチ営業をスタートすることになりました。

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その理由は、小さなお子さま連れのお母さんたちが、気兼ねなく来店することができて、我が子に安心して食べさせられるメニューを届けたかったから。オーナー司波さんの想いに共感し、ランチ営業準備のお手伝いをさせていただくことになりました!

 

まず大事なことは、どんなに熱い想いがあっても、それを伝わる言葉や方法で伝えなければ、誰にもわかってもらえないということ。どんなに貴重な卵と鶏肉で親子丼をつくっても、何も伝えなければ、「◯◯店より高いよねー」で終わってしまいます。

 

そこで、今後の販促担当として期待されているスタッフさんと一緒に、お店の想いや、食材の価値を伝えるメニューブックづくりをすることに。

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既存のメニューブックでも食材の特徴や、生産者さんのお顔などを掲載していましたが、ちょっと文字が細かくて、お酒を飲みながらだと読むのが大変かも。

 

そこで、情報を絞って、本当に伝えるべき情報だけを載せた、手書きメニューブックを作成することに。

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まずは、メニューブックの表紙に入るタイトル。司波さんの想いを伺っているときから、この言葉が浮かんでいました。

 

そして、タイトルの下に入れる、大切なロゴマークはスタッフさんに考えてもらうことにしたんですが・・・

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すごい!めちゃくちゃいい感じ!笑顔の輪が繋がっています♪スタッフさんは不安気でしたが、 一同大絶賛!

 

このロゴマークは、今後名刺や販促物にも採用されそうです☆さぁ、表紙ができたところで、いよいよ中身づくり!続きは次回のブログで♪