引越しの準備が着々と整い、必要最小限の生活用品だけを残して、9割が段ボールに収まりました。

 

3年半前の引越しでかなり断捨離していたので、実際荷物をまとめてみたら捨てるものがほぼなく、スムーズに荷造りができました。

 

そうそう、猫たちの部屋もこんな感じに仕上がりました!

元々野良猫として暮らしていたので、彼らの部屋は「自然」をテーマに、空をイメージしたステップを付けました。

 

無垢の床には草原をイメージした緑のラグを敷く予定です。気に入ってくれるといいなぁ♪

 

猫たちは3日後に動物病院の予約が取れたので、必要な検査やケアをしてもらい、そのまま家にお引越し。

 

推定8歳のちょびをひざに乗せてなでながら、「どれくらいここで生きてきたの?3000日くらいこうして外で生きてきたの?よく頑張ったね。」と話しかけてました。

一昨年の夏はノミアレルギーで毛が抜けて皮膚がただれて、見るに耐えない姿だったちょび。夫が急いで動物病院に連れて行き、それから薬を欠かさずつけるよるになり、毛もフサフサになりました。

 

昨年夏は甲府の夏は尋常ではない暑さで、たとえ日陰でも命の危険を感じる過酷な環境。頭、背中、尾が黒いちょびは、ぜえぜえと舌を出してうずくまって苦しんでいました。

 

会いに行けばいつも大きな尻尾を振ってすり寄ってくるのに、真夏の日中はまったく動けずに目だけこちらを見てぜえぜえと…。

 

家から1日に何度も氷水を持って行き、体をびしょびしょに濡らして、氷で擦っての繰り返し。暑さから逃れるため草むらに行けば、猫たちの耳元にはたくさんの蚊が集って、痒さに苦しんで、もう見ているだけでも辛かった…。

 

ようやく!ようやく!あと3日で家で暮らすことができる!

 

ちょびの大きなお尻をなでながら数々のちょびたちが耐えてきた過酷な場面が蘇り、「今までよく頑張ったね」と泣きながら伝えました。猫のこととなると涙腺がゆるゆるです。

 

ちょびとてつの地域猫卒業を、私たちが出逢うずっと前から彼らのお世話をしてくれていた天国のおばちゃんも笑顔で見送ってくれているはず!

3日後が待ちきれない!