だいぶ少なくなりましたが、今年もいただいた年賀状の束が手元にあります。

 

この時期になると、さまざまな場でこんな質問をしています。

届いた年賀状を改めてパパパパパーーっと流し見てください。

 

その中で、思わずじっくり読んだ年賀状はどれですか?

そして、その理由はなんですか?

 

あまり目を止めず、すぐにめくってしまった年賀状はどれですか?

その理由はなんですか?

 

年賀状にはもらって嬉しいDMやニューズレターなど販促ヒントがたくさん隠されているんです。

 

私は、ちょこっとでも手書きでオリジナルのメッセージが入っていると、嬉しくなるし、相手の顔やエピソードなど思い浮かべてしまいます。

一方、手書きでも「本年もよろしくお願いいたします」といった “定型文” だけだとちょっと寂しい気持ちに。

 

先日おもしろい話を聞いたんですが、もう年賀状でしかやり取りのない知人から毎年「お元気ですか?」と書かれた年賀状が届き続けているんですって!これ、「年賀状あるある」かもしれませんね。

 

それなら、自分の一年間の出来事や近況報告でも書いてあった方が「こんなことがあったんだ」「こんな場所に行ってこんな体験をしたんだ」など相手に想いを馳せることができますよね。

 

このように、年賀状はいろんなヒントが見つかるのでおもしろいんです!ぜひ見返してみてくださいね♪


ちょうど1ヶ月前に滋賀県の「ビューティーケアつかもと」さんでお化粧品を購入したんですが、その後、心のこもったお葉書や、ニューズレターなどが届きました。

つい先日も『つかもとNEWS』が届いたんですが、なんと中にミニトートバッグが入っていたんです。

これは嬉しいサプライズですね♪ つかもとさんのニューズレターは、スタッフさん一人一人の人柄が伝わる情報が多く、読んでいるうちに、まだ会ったことのない方にも親しみが湧きます。

 

私は遠方なのでなかなか行けないのですが、このニューズレターによって、会えない期間中に顔を合わせているような気分になります。

 

お化粧品屋さんやいろんなお店から、毎月何通か定期的にDMが届きますが、つかもとさんのお便りは圧倒的!ファンが多いのも納得です。

つかもとさんのお便りは、一般的なDMから感じる「売ろう!売ろう!」という商売感は感じず、世間話をしているような内容だから、もらって嬉しいし、じっくり読んじゃいます。

 

こうして自分の手元に届くお店からの販促物は、素直に「嬉しい・嬉しくない」が感じられるので、非常に参考になりますよね♪

 

販促物づくりのヒントが欲しいときは、実際に自宅に届いた販促物をじっくり見てみましょうね!!

 


山梨県下部温泉郷の古湯坊 源泉舘さんでは、毎月お馴染みさんへお便りを発送しているのですが、そこに同封するために「あるご案内」を作成しました。

 

タイトルはズバリ「切なるお願い」です。

今年の冬は厚着をして暖房を控えめにしたり、こまめに電気OFFしていたのですが、それでも自宅では電気料金が爆上がり。

 

二人暮らしの自宅でもこれだけ値上げを実感させられているのだから、24時間フル稼働の宿泊施設はもう悲鳴ですよね……。

私はこれまでホテルに宿泊する際、アメニティを持参したり、交換用タオルだけドアノブに掛けてもらい「清掃不要」にすることが多かったのですが、それに加えて今は電気も最小限にするように心がけています。

 

「自分のお財布からお金が出るわけじゃないから」「宿泊料払っているから」ではなく、相手への「おもいやり」が大切。

 

今では大抵の人は満ち足りた暮らしをしています。お風呂に入るために薪をくべるような不便な時代に比べたら、「至れり尽くせり」はすでに手に入れ、日常で十分満喫しているんです。

だから、今度はその先に進んで、「想像力を育てて、おもいやりの心を持つ」の段階に移行していきたいですね。そちらの方がずっと豊かです。

 

今、あらゆるものが値上げして、苦しんでいるのは誰もがわかっていること。だから、源泉舘さんのように、恐れずに協力して欲しいと伝えるべきだと思います。

 

そのためにも、こうした正直な気持ちを打ち明けられる関係性を日頃から育んでいくのもとても重要ですね!

 

一方で、お客さま側もよく見ています。時々お店の発信を見て「これってSDGsに便乗してただ手抜きしているだけでは!?」と感じることはありませんか。その原因は、他の部分でも手薄になって不満を招いていたり、配慮不足が目についたりして、見抜かれてしまうからだと感じます。

 

気をつけなければならないのは、お客さまに求めるのと同じように、お店側もまた「お客さまと誠意を持ったお付き合いをする」ということです。当たり前のことですけどね。

エコと配慮不足は別問題。お客さまに満足して喜んでもらうために努力を惜しまないことは大前提に、伝えるべきことはしっかり伝えていきましょう〜!