昨日は、地元のテレビ局・YBS山梨放送さんとご一緒に、増富ラジウム温泉の不老閣さんへ。

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なんと、今週19日に放送される「てててTV」はPOP特集ということで、番組に出演させていただくことになりました!まずはPOPの凄さを知っていただこうということで、設置後1週間で棚から山積み商品が消えてしまった「伝説のPOP」の撮影をしました。

 

その後、湯村ホテルさんへ行き、これまた大人気商品になったお菓子のPOPや、スタッフさんが書いたPOPなどがカメラに次々と収められていきました。

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現場に向かう車中で、「伝え方一つで相手の反応が変わる」「POPは“◯◯したい”という気持ちをつくり出す」など、POPの可能性について真剣に話をしていると、ディレクターの乙黒さんがとても面白いことをポツリ。

 

「世界中のみんながPOPを学んで伝え上手になったら、この世から戦争がなくなるね!」

地球

確かに!伝え方一つで喧嘩にもなるし、愛も生まれる。これって、お店や家庭など小さなコミュニティだけではなくて、世界っていう大きな括りでも同じことが言えますね。よし!世界平和のためにも、自分の使命をまっとうしよう!たのしごとをしよう!

 

テレビという「伝える」プロの方々に1日同行して、お仕事の現場を見てお話しさせていただく中で、たくさんの学びがありました。

 

こうして無事撮影が終わったのですが、ひとつだけ大きな問題が。それは、当日は生放送の番組に生出演するということ・・。大丈夫かな、私。山梨県内のみの放送となりますが、もし見られる方は、ぜひハラハラしながら見守っていてくださいね〜!

 

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すごはん


 

入り口のドアを開けた瞬間に「うわ〜!コレもいいな!アレもいいな!楽しい!」と思うお店と「あ、もうお店から出よう」と思うお店ってありますよね。

お店

サービスエリアやお土産屋さんなど、売っている商品は同じでも感じる、この「違い」って何でしょう?

 

私は、売場の「温度」が違うように感じています。買い物をしたくなるお店は、売場全体から商品に対する愛やワクワク感、明るさが溢れ出しています。

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ディスプレイやPOPなど、買い物を楽しませてくれる仕掛けが隅々に施されていて、それらが「温度」となって伝わるんですよね。

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温度の高いお店は、アレもコレも欲しくなって、買い物が楽しくなるのですが、温度の低いお店は、何を買っていいのかわからずに迷うから、結局面倒臭くなって何も買わずにお店を出てしまう・・・。

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「買いたくなるお店って何だろう・・」頭でアレコレ考えるより、売場を見たら一瞬でわかりますね!ららぽーとTOKYO-BAYさんの1Fにある、ペットエコ横浜さんの売場を見て、つくづくそう感じました!

 

 

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あるお店のスタッフAさんに手書きPOPの書き方について伝えようとして、化粧水のPOPをお見せしました。

 

Aさん:えっ?たっか〜! 化粧水8,000円だって!ありえない!

 

POPを見たスタッフさんのリアクションがとても良くて、面白かった!どうして、こんなに高い物を買うのか、不思議がるスタッフさん。そこで、こんな話をしました。

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48ます八:例えば、お財布ってお金やカードを入れる役割を持ったものだけど、千円のものもあれば、10万円するものもあるよね。Aさんの使っているお財布は千円?

 

A:違うよ、8万円だよー!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:えー!?千円でも買えるお財布は、そこら中にたくさん売ってるのに、どうして8万円も出して、そのお財布を選んだの?

 

A:好きなブランドの物を持ってると、テンション上がるから!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:そうそう!その気持ちになるために、お財布が千円でも買えるのに、数万円払ったんだよね!つまり、Aさんは、お財布をお金を収納する道具としてだけじゃなくて、〝Happyな気持ちになれる〟とか、そういう部分に価値を感じて、たくさんのお金を払ったんだよね!

 

A:あっ、そういうことか!

 

スクリーンショット 2016-02-12 21.24.48:もちろん、それに求めるものは人それぞれ違うから、千円のお財布で十分って人もいれば、何十万円のお財布じゃなきゃ嫌!って人もいるでしょ?だから、8000円の化粧水も、Aさんは高い!って思うけど、他の人は安い!って思うかもしれない

 

A:確かに!

 

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:だから、何でも安いものしか売れないとは限らないし、POPを使って商品にどれだけ素敵な魅力があるか伝えることで、その価値にまだ気づいていない人に「あ、これ必要だ!」って思ってもらえそうだよね!

 

A:うわ〜!そっかぁ〜!それじゃ、うちの商品の価値も伝えなきゃヤバイじゃん!

 

こうして、無事、販促の書・第1章がスタッフさんに伝わりました。アルバイトさんや若手スタッフさんに、こうした考え方を理解してもらうには、まずは身近な例え話で自分の行動や体験に置き換えて考えてもらうところから始めるといいですね。

 

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