情熱色の商業界11月号、本日発売です!

商業界11月

今回は、13回目の連載と特集ページを執筆しています!特集は「年末に備えてどんな販促ができるかな?」という記事を書いています!

 

そこで、特集記事がもっと楽しめるように、記事の中に登場する2枚のPOPのつくり方をご紹介します!

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まず一枚目はこちら!ターゲットを絞ったPOPです。

 

軽トラのおじいちゃんと、ピースのおばあちゃんのイラストが目を惹くPOPで、結構難しそうに思えるかもしれません。

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でも、パーツをバラバラに描くことで、案外簡単に描くことができちゃいます!POPは一枚の紙で完結させようとするのではなく、イラストや文字をバラバラに書いていけばうまくいきますよ!

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ということで、パーツができたところで、POP台紙の色画用紙に配置してみます。こうすれば、どのくらいのボリュームで文字が書けるのか、掴みやすいんです。

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仕上げのマスキングテープは、同系色のものを選ぶといい感じにまとまります!

 

さぁ、続いて2枚目のPOPはこちら。

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こちらも、1枚目同様にまずはパーツをつくっていきます。

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できたパーツは、どんな配置にしたら目立つのか、バランスがいいのか、より伝わるのか・・試行錯誤しながら考えていきます。

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配置が決まったら、文字を書きます。

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順調に書いていたら・・・
「美溶液!?」あーーーー文字間違えちゃったよ!!書き直しだぁーー(涙)

 

なぁ〜んて、ガッカリしなくても大丈夫!POPを裏返して、パーツで隠れた部分をこっそりハサミで切っちゃいましょう♪

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それを糊でくっつけて、書き直せばOK!

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ラミネートすればほとんどわからなくなります!実は1枚目のPOPの商品名の部分も間違えたんですが、気づいた方は少ないはず☆

 

せっかくいい感じに書けていても、一文字間違えただけで書き直ししたらモチベーションが下がってしまいます。なるべく一発OKになるように、工夫することも大切ですよ!

 

ちなみに今回使った道具は、普通のコピー用紙(白)・ダイソー色画用紙セット・ぺんてる筆(中字)・三菱鉛筆プロッキー(太)・ぺんてるトラディオエナージェル(0.7ミリ)・コピックです☆

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商業界11月号を片手に今日のブログを読んでいただけると、より一層楽しめますので、ぜひお近くの本屋さんかAmazonさんで今月号の商業界をGetしてくださいね〜!

 

☆まっす〜からのお知らせ☆

その1)10/6(火)、日本橋で「いつもの仕事が“たのしごと”に変わる!」スペシャルセミナー開催! ⇒詳細はこちら

 

その2)初のPOPの書き方本が10/14に発売決定!『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)は、全国の本屋さんまたはAmazonさんでご予約受け付け中です!一足早くゲットしたい方は、10/6のセミナー会場で、できたてホヤホヤのものを特別先行販売しちゃいますっ☆

増澤美沙緒POP本

今日のブログがあなたの“たのしごと”のきっかけになりますように☆ ポチッと応援よろしくお願いします!

すごはん


単行本『売れる!楽しい!「手書きPOP」のつくり方』の表紙のサンプルが完成!これは、本番前にテスト印刷を行なう「色校正(通称:色校…いろこう)」というもので、商品カタログなど慎重に色味を確認する印刷物に行ないます。

手書きPOPカバー

黄色もとても綺麗に出ていて安心!紙質も担当さんとデザイナーさんにアドバイスいただいて決めたので、どんな風に仕上がるのか楽しみです!

 

普段は印刷物をつくる側だったので、こうやって印刷物の完成を待つドキドキ感を味わうのは新鮮な気分です。普段のお客さんに近い立場で学びや気づきがたくさんありました!

 

出版社さんからご連絡をいただいたのは、2014年の5月末。最初は噂で聞いたことがある出版詐欺かと思って警戒しましたが、歴史ある同文舘出版さんと知り、安心しました(笑)

 

これまでに「現場に近い著者が書く、現場が本当に必要としているPOPの書き方本」がなかったということで、私に興味を持ってくださったそうです。

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それで、担当の戸井田さんが実際の私のPOPセミナーに参加して、「キャッチコピーが簡単に浮かんできた!イラストが本当に描けるようになった!いい感じの文字が書けた!POPが楽しいって思えた!」と感激してくださって、このPOPセミナーがまるごと体験できるような本をつくることになりました。

 

コンセプトは決まっていたので、目次を考えることからスタートしました。私は気分がノッたところから手を付ける性格なので、順序立てて考えて進めることが苦手!この目次づくりは意外と苦労しました。

 

そして、目次が決まったら、いよいよ執筆スタートです。「はじめに」が最初のページですが、ここはいちばん最後に書きました。「はじめに」は、この本全体の紹介をするので、最後に書いた方が内容にズレがないからです。

 

1章から順に書いていくのですが、ブログはスラスラ書けるのに、単行本の執筆となると緊張して手が止まる毎日でした(汗)それでも、一度書き始めると楽しくなって何ページも書けるように。

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ところが、ありがたいことにすごはんのお仕事がとっても順調で、クライアントさんからご依頼いただいているお仕事が多く、執筆は後まわしの日々が続きます。常に「あ〜、今日も執筆できなかった」っていう罪悪感があって、これが精神的にけっこうキツかった!

 

だから、原稿のほとんどは、クライアントさんのお仕事が落ち着く、お正月やゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークなどの連休中に集中して執筆。大変ながらもけっこう伸び伸び楽しんで書けました♪

 

途中、他の出版社さんから執筆依頼をいただいたり、様々な著者の方とお話したりする中で、出版社さんによって様々なタイプやスタイルがあることを知りました。

 

同文舘さんはめちゃくちゃ時間をかけて、しっかりといいもの、永く残る一冊をつくるという出版社さんであることを気付かされ、改めてここで出版させていただけることを幸せだな〜と実感。ますます気合いが入りました。

 

そうして今から約3週間前に初校(最初の原稿見本)があがってきたので、出張で滞在していた東広島のビジネスホテルに郵送してもらい、初めて「本の素」と対面しました。この時の感動は忘れられません。

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普段は一冊の本を読むのに何週間もかかる私ですが、自分の原稿を何度も何度も読み返して、校正紙(本の素)が真っ赤になるくらい赤字(修正チェック)を入れました。

 

少しでも伝わりやすいように、楽しんでいただけるように、オリジナルのイラストもたくさん描いたり、一つの言葉をじっくり選んだり、ずーーーっとパソコンと校正紙に向かい合う日々でした。

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表紙もたくさん話し合いを重ねまくって、最終的に大満足の素敵なものができました!しかし、その裏には、「こうしたい」という私の想いと、出版のセオリーとの間で、戸井田さんはひたすら真剣に考えてくれて、不安を抱える私の気持ちに寄り添って、アドバイスやフォローをしてくれました(涙)

 

そして、本の素はいよいよ印刷部門にバトンタッチ。あとは素敵に仕上がるのを待つだけです!

 

右も左も上も下もわからない初心者の私を助けてくれ、ここまで背中を押し続けてくれた戸井田さんには「ありがとうございます!」の言葉だけでは伝えきれない、こみ上げるものがあります。

 

これからこの本がたくさんの方に読んでいただけ、「この本に出会えてよかった!」の声をいただけたら、もうめちゃくちゃ嬉しいし、戸井田さんへの最高の恩返しになるだろうな。

 

そんなことを思いながら、これまでの経験や思いを忘れないように、今日のブログに綴らせていただきました。

 

この本が、たくさんの方のお役にたてますように・・☆


なんと、もうAmazonさんで見つけてくださった方が!全然知りませんでした〜(笑)

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表紙画像はまだ出ていないけど、著者に自分の名前が書かれているのを見て「本当に発売になるんだ〜」と今更ながら実感。

 

発売日の10月14日は朝から長崎に向けて飛び立っているから、行く先々で本が売られているかドキドキしながらチェックしてみよう。

 

4年前、読者0人からスタートしたこのブログ。今ではたくさんの読者さんに支えられて、ご縁がご縁に繋がって、出版が実現しました!だから、どこよりも早く、表紙をブログ読者のあなたに披露しちゃいます!

 

じゃじゃじゃーーーーーん!

 

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店長!
私、こういうPOPが書きたかったんです!

 

興奮が伝わる現場の声を書きました。私が高校生のアルバイト時代にこの本に出会っていたら、絶対にこう叫んでいたから!

 

「あなたがいちばん若いからPOP担当になってね」「イラストが上手だからPOPも書けるでしょ?よろしくね!」「売上げを上げるために、どんどんお客さまに声を掛けて売りなさい!」「手書きPOPなんてお店の雰囲気が壊れるからダメダメ!」「文字もイラストも苦手だから私には無理」「何て書けばいいかわからない!」

 

私のセミナーには、こういうお悩みを抱えた方が参加してくれて、数時間後にはニコニコ笑顔になってセミナー会場を後にします。この本も、そうやってたくさんの方々の「お困り顔」を「笑顔」にできるように、想いを込めてつくりました。

 

あなたの「助けて!」には、これからこの本がついています!だから安心してくださいね。