4月の京都販促セミナーに、岐阜県郡上市から遥々参加してくれた、メガネ・時計・補聴器の【シマザキ】さん!なんと、京都でお会いして以来、POPが進化したというのです! 早速見てみましょう!

島崎さんPOP1上の写真が、たのしごと導入前のもの。いやいや、十分お上手ですけどぉ〜。嶋崎さんはすごく勉強熱心な方なので、元々販促はクオリティ高いのです☆ さて、その後どうなったのか・・・その後のPOPがコチラです!

島崎さんPOP2

う、うわーーーー!めちゃ楽しく進化してるぅぅ!私、これを見て「あら素敵!欲しい!」と思ってしまいました。なぜなら、「デニムパンツにも似合う」と書かれているから、実際にデニムにこの時計を着けているシーンを想像してしまったのです!

 

このように、“使いどころ”を限定されることで、イメージして「欲しい!」と思うんです。これについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧くださいませ。
『使いどころを狭められると欲しくなる法則』

 

同様に、こちらのPOPも秀逸!

島崎さんPOP3

これは反応いいだろうなぁ〜。やはり使いどころが限定されているので、イメージしやすいですよね!こちらのPOPを制作した嶋崎さんから「進化した実感があるんです~♪めっちゃ楽しいです」というメッセージをいただきました!その楽しさ、POPからよ〜く伝わってきますよ!

 

それから、相談しやすい雰囲気に変わったと思いませんか?きっと、今まで以上にお店が明るくなったんじゃないかな?と感じました!この楽しさを他の販促にも繋げていくという、嶋崎さんの今後の進化が楽しみです!


先日、ある本屋さんでこんな面白い売場を発見!

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通常、本がズラリと並んでいるはずの本屋さん。しかし、並んでいたのは・・・薬袋?? ここは、まるで薬屋さんのようです!

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よく見てみると、症状が書いてありますね。どうやら、こちらは「退屈な日々にうんざり」している方に処方される薬みたいです。

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薬袋もこんな感じ!本のパッケージが見えなくても、症状(目的)で本を選ぶなんて面白いアイデア!“その商品によって得られるもの”を示すことで、お客さまの「欲しい」を造り出すのが、売れるPOPの王道パターンですが、この処方箋販促は、まさにコレ♪

 

商品である本を薬袋の中に入れて、完全にパッケージを隠してしまう大胆さも素敵です!

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お目当ての本があって本屋さんへ行くこともありますが、本屋さんへ行くことの一番魅力といえば、やっぱり出逢い。新しい知識や世界との出逢いを求めて、本屋さんをウロウロするものですが、こんな出逢いの場づくりもあるんですね!

 

楽しい販促のヒントを見つけて、ホクホク気分でネタ帳の一ページを更新しました。皆さんも、外出先で様々な面白販促を探してみましょう♪


「あの人はアイデア豊富で羨ましい」
それは、生まれ持った“才能”のように思えるかもしれませんが、平等に与えらるものです。

 

私の紹介するチラシやパンフレット、それからPOPも、様々な販促物のアイデアは、天から降ってくるのではなく、毎回引き出しから取り出しています。つまり、引き出しの多さで、どれだけ素晴らしい販促物がつくれるのかが決まるのです。

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私は普段から引き出しを増やすために、いろんな販促物を手にとって、ピンとくるものがあれば、持ち帰るか写真に残して保管します。例えば、写真右下、デルタ航空の数字パズルは、機内食のパッケージの裏面です。

 

使用済みになれば即捨てられてしまうものだって、アイデア次第で人を楽しませるツールになります!このパッケージが教えてくれた“遊び心”は、間違いなく今後の販促物に役立つので、今でも大切に手元に置いてあります。

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デザインも同じです。

形や色使いがおもしろいもの、素敵なレイアウト、紙質、文字、文章などなど。気づきがあったものは、必ず残します。触れて・視て・感じて・分析して・蓄積する。この5つのステップで、引き出しは豊かになって、次につくる販促物はさらにバージョンアップしていきます。

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パンフレットや封筒の用紙だって、たくさんの種類があることを知らなければ、今この瞬間に引き出しの中に蓄積されているものだけでしか作れません。安い早いのネット印刷もいいですが、たまには地元の印刷会社さんの話を聞いてみましょう。紙の種類の多さにビックリしますよ!

 

アイデアも、印刷物のクオリティーも、手書きPOPの文章も、すべては“才能”ではなく、“これまでの蓄積”です。たくさんの物事を、意識して蓄積してくださいね。