広告・宣伝はさまざま。自宅ではお醤油のボトルにラベルが巻かれ、保湿クリームにはでかでかと商品名やロゴが印刷されています。

 

外に出ても、看板やポスターが並んでいます。普通に生活をしていたら、広告を目にしないことは不可能です。

そんな広告宣伝に囲まれている私たちは、日々広告をどのように目にしているのでしょうか?

 

ーー答えは、「一瞬だけ見る」です。

 

ぱっと見で興味があるかどうかを判断して、興味がなければスルー。興味があればじっくり読みます。

 

なので、文字は見やすく、キーワードは拾いやすくした方が効果的。

 

例えば、POPの中にキャッチコピーを入れるにしても、文字の大きさにメリハリをつけて、キーワードは大きくしましょう。

まずは興味を持ってもらうことが最優先!販促物は、「読む」ではなく「見る」を意識してつくりましょう!


アイビスペイントでPOPやチラシなど販促物づくりをする際、商品やスタッフの写真を入れるといい感じに♪

でも、画像の入れ方には注意が必要。例えばこちらの画像を・・・

このくらいのサイズに縮小するとします。

その後「やっぱりもっと大きい方がいいかな?」とか思って、拡大しようとすると……

画像を縮小した際の解像度になってしまっているので、後から拡大すると上の画像のように粗くなってしまうのです。なので、画像は縮小はしても拡大はしない方がいいですよ〜。

 

これはアイビスペイントはじめまして講座で必ずお伝えしていることなんですが、画像を縮小する際には必ず念の為「レイヤーの複製」を行なって、画像を2枚に増やして保険として取っておきましょう。

 

せっかく画像の背景を頑張って消したのに、画像が粗くなってやり直しになっては時間がもったいないですからね〜。お試しください!


POPセミナーをしていると、「何の商品のPOPを書いていいのかわからない」「何を書けばいいか全然浮かばない」という方がいます。

そんなとき、「好きな商品は何ですか?」「好きな理由は何ですか?」と質問をしてPOPに使えそうな言葉を一緒に探っていくんですが、ごくごく稀に「好きな商品はありません」という方も。

 

その場合、商品にもっと興味を持ちましょう!という話からします。そもそもお店の人が興味ゼロの商品の説明を聞いたところで、「欲しい!」になるはずがないので、それはPOPを書く以前の話。

 

仕事に商品にお客さまに興味を持たない限りは、仕事自体楽しくないし、「無関心」な仕事をしていても時間の無駄、人生の無駄になってしまいます。

 

どんなに自分とかけ離れた商品を扱っていても、興味ゼロということはあり得ないと思っています。

大学時代コムサでバイトをしていて、子ども服担当だったんですが、自分で着ることももちろんないし、プレゼントすることもなかった子ども服にさえお気に入りがありました。

 

新商品が入荷すれば気になって、新しいコーディネートを考えたり、日常的に子どものファッションに興味津々でどんなものが人気なのか気になっていました。

 

どんな人が何を買うのか?売れ筋は何か?知れば知るほどお客さんに喜んでもらえる提案ができるし、楽しかった!

諏訪湖の花火の日に、1日限定で中華料理店で屋台のバイトをしたときにも、どんな声をかけたらお客さんの反応がいいか?、より効率的にパックに詰めるには?など実験をしながら楽しんでいました。

 

大切なのは、「自分に合わない商品だから」とか「自分に関係ない商品だから」とかを言い訳にしないこと。自分から歩み寄らない限りは、商品が何であっても興味は生まれません。

 

好きな映画とか趣味の話なら自然と言葉が出てくるのと同じで、商品に興味があれば、なにかしらの言葉は出てきます。

 

何一つとして言葉が出ない…という方は、まずは商品、お店、お客さまに興味を持つことから始めてみましょう♪